神谷美恵子「人間をみつめて」を少し読む。”存在は行為に先行する”という言葉が気に入り、調べていたら聖書につながってコリント書13章を久しぶりに読んだ。愛のむきだしの何度も観たシーン。

たとえ、人間の不思議な言葉、天使の不思議な言葉を話しても
愛がなければ、私は鳴るドラ、響くシンバル
たとえ、預言の賜があり、あらゆる神秘、あらゆる知識に通じていても、
愛がなければ、私は何者でもない
たとえ、全財産を貧しい人に分け与え、
たとえ、賞賛を受けるため自分の身を引き渡しても、
愛がなければ私には何の益にもならない
愛は寛容なもの、慈悲深いものは愛。愛は妬まず高ぶらず誇らない
見苦しいふるまいをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人の悪事を数えたてない
愛は決して滅び去ることはない
預言の賜なら廃りもしよう、不思議な言葉ならやみもしよう、知識ならば無用となりもしよう
我々が知るのは一部分、また預言するのも一部分であるがゆえに、
完全なものが到来するときには部分的なものは廃れ去る
私は幼い子どもであった時、幼い子どものように語り、
幼い子どものように考え、幼い子どものように思いを巡らした
ただ、一人前の者になったとき、幼い子どものことはやめにした
我々が今見ているのは、ぼんやりと鏡に映っているもの
その時に見るのは、顔と顔を合わせてのもの
その時には、自分がすでに完全に知られているように、私は完全に知るようになる
だから、引き続き残るのは、信仰、希望、愛、この3つ
このうちもっとも優れているのは、愛

満島ひかりの声で脳内再生。