土曜日。昼から電車でシネ・ヌーヴォではじまったATG特集。大森一樹監督 ヒポクラテスたちを観る。この作品は医学部を卒業した大森監督に対する批判「映画監督がだめになってもお前には逃げ道がある」に対する、苛立ちが動機になったという。豪華すぎるゲストに医学部卒の手塚治虫、北山修、そしてリハビリ老人役の鈴木清順。長身で甘い顔立ちの古尾谷雅人が堂本剛と共演していたあの剣持警部とはまったく気づかなかった。内藤剛志も若い。荒神橋が何度も映る京都の景色、高校の頃走っていた鴨川、そして気にはなっていたものの一度も訪れることがなかった喫茶店リバーバンク。終演後は監督のトーク。続けて「風の歌を聴け」も観た。真行寺君枝には村上春樹もほれこんで対談などしていたとは大森監督からの話。
ゲストも豪華なヒポクラテスたち