きのうの熱は起きたら引いていてもう平常でほっとする。傘をさすかどうか迷う小雨の中、出社。ポール・マッカートニーのegypt station(2LP)を通して聴いて、ああこれは傑作や… と深く感じ入る。近作の「NEW」「memory almostfull」は核となる名曲もありつつ、アルバムトータルとしてはややムラがあり消化不良を感じていたけれど、今作はビートルズの色も残した親しみやすい統一感のあるサウンドで、これが最後のアルバムになるのだろうかと思わせる集大成的なものも感じられる。決してウェルメイドなだけではない、ポール・マッカートニーならではのひらめきに満ちたchaos and creation以降の2018年の名盤!