日曜日。朝からシネ・ヌーヴォで篠田正浩監督作品を2本連続鑑賞。最初にみたのは「私たちの結婚」。切実な貧乏暮らしの中、なげやりな台詞が可愛くていじらしい倍賞千恵子に心揺さぶられる青春映画名作!。つづいての「桜の森の満開の下」は都人を襲い男を殺し女を女房にする山賊による狂気と血にまみれた恐怖映画と思わせて、男は妙に都へのコンプレックスを抱えており簡単に女に支配されてしまうお人好しの映画。難しい顔をして観てはいけない。桜の場面は奈良の吉野。
靭公園の砦でラーメンと食後にソフトクリームまで食べたあと、淳久堂に寄り、東洋陶磁美術館へ。日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン」。動物をデフォルメしたフォルムがおもしろい。帰りはワイングラスとそれに合うスパークリングワインを買い、ゴカンではチョコレートケーキとエクレアを買って帰宅。夕食はカレー。