朝、歩いて数年ぶりの水戸芸術館へ。大竹伸朗「ビル景」を観る。

この展示会の情報は金沢旅行中に「オヨヨ書林 せせらぎ通り店」で知った。ふんわりした和紙全面に活版印刷を使った強い凹凸がある観音折の展示会案内は、これ自体が魅力的な作品である。開催は熊本と水戸だけ。

大竹伸朗のグッズの一つとして、水戸芸術館オリジナルTシャツというのもあったので買って帰る。大竹伸朗フォントはもう有名すぎて気恥ずかしいと思っていたけれど、このバックプリントの魅力には抗えない。かつて僕の住んでいた街、水戸。

水戸駅は、国体関連の賑わいで過去最高の盛り上がりをみせていた。水戸がねばっていた。

常磐線特急に乗って東京へ。新宿のディスクユニオンをはしごしたあと高円寺へ。夕食は、三鷹のみさき亭へ行きたかったが満席。電話できいた店主の声が懐しかった。時間を持て余したので中野のゲストハウスにチェックインしたあと、駅の北側を散歩。延々と続く巨大な飲食店エリアはどこも賑わっており、どこも魅力的であるがひとりでぶらっとはいるには気が引けて、インド料理屋でアルコールなしですませた。

食後、ふと近くに住む幼馴染に連絡をとってみたら、たまたま近くにいるというので奇跡の再会。夫婦の家で長々と昔話や近況を語った。