金曜日、19:30退勤。これで今月の残業時間はちょうど上限の40時間となり、完璧なコントロールを果たした。帰りは自転車に乗って谷町九丁目の友人宅を経て、難波〜心斎橋の繁華街を通り抜け、シネ・ヌーヴォで「ガキ帝国」を観る。井筒監督作品、島田紳助主演。

一九六七年、三年後に万国博を控えた大阪を舞台に、抗争を続ける不良グループに戦いを挑む三人の少年達を描く。脚本は西岡琢也、監督は井筒和生の名で「行く行くマイトガイ 性春の悶々」などピンク映画を演出してきた井筒和幸、撮影は牧逸郎がそれぞれ担当。1981年製作/115分/日本配給:ATG

若い在日韓国人の韓国語が60年代末の大阪の街に溶け込んでいた。そしてチンピラのケンカはやはり南港で。