カカオティエゴカンのケーキを食べてメリークリスマス。小林紀晴「愛のかたち」を読み終えた。最初に気になったのは書店で立ち読みしたときに知ったクリスティーネが美しいというだけだったが、写真集を手にする前に古屋誠一について一気に興味が湧いた。そして決定的な一文。

ぼくはヨーロッパに行って彼女(クリスティーネ)に会う前に、二、三人知り合った女性がいるんですけど、全員あとで精神科病院に入っているのね。だからぼく自身がそういう人を求めている、そういう美しいと思う何かが、あるような気がする。

写真家から観た古屋については写真論としてもおもしろい。