大阪の南の古本屋へ行ってようと、「関西文系散歩」を片手に、帝塚山エリアへ。谷町線と阪堺電車にのって、まずは姫松で下車。路面電車が走る下町の風情があるところ。そして、ここが見覚えのある駅におもえたのは、加川良「アウト・オブ・マインド」のジャケットになっていたからだった。いきなり面白い寄り道。1店舗目はwelcome booksを目指して歩いたが、そのまえにたまたま目についたA(C)でカメラを入れるのにちょうどいいかばんを買う。店主とは高校の頃、真冬に着ていたアウターはなんですか?といいう話しでもりあがった。目当てのwelcome booksは臨時休業だったので、森森舎で食事。すごく人気のお店で、昼のピークはすぎているのにつぎからつぎから人が来る。2Fはホステルになっていて、陶芸のワークショップや貸しレンタルスペースもある。看板のデザインからして当初はコーヒー屋だったのが、徐々に拡大して今の姿になったのだろう。すごい。2店舗目は黒崎書店、そして細く入り組んだ路地を行った先にあるLVDB。最後の居留守文庫はすでに年末休暇であった。帝塚山エリアは面白い店が点在していて密かに面白い。帰路は酒を飲みながら歩いて歩いて、日本橋西安麺荘まで。辛い料理を食べまくる。結局帰りはすべて歩いて帰った。よく歩いた。