金曜日。野村芳太郎の映画がどれも面白い。砂の器をシネ・ヌーヴォで観た。大作でありながら大味には陥らない深みを讃えた作品。脚本もいいし、カメラの川又昂も素晴らしい。またしても電車はよく走り、大人数の会議の並びもしっかりディレクションされており映画的快楽にも満ちている。そして昭和の顔、丹波哲郎。
帰り道は時短営業中でお店はどこもしまっており、暗い。松島遊廓も時短営業中。