水戸ホーリーホックを観にケーズデンキスタジアムまで同僚のスポーツカーで行く。試合はJ2ということもあり、集客や雰囲気などまったく未知数だったけれど、動員数は4500人。6割くらいの入りとはいえ、けっこう賑わっていた。水戸の選手にはベトナム人もいて、観客席にはベトナム人招待枠もあった。意外と在住者は多いらしい。試合は水戸が3-0で金沢に快勝。ワーーーーワーーー。

帰りは赤塚駅の北側にある鴻福でラーメンを食べた。食後の話は憂鬱な日曜日の夜にふさわしいものだったが、帰りには雨まで降ってきて、布団を干してきた同僚は笑っていた。快勝の余韻はほんのつかの間。

昼からラーメンを食べに自転車で「ひでまる」まで行った後、女子高生のパンチラを見たあと千波湖へ。水戸黄門像のそばの異様な人だかりはポケモンゴーの影響とのこと。自分でもiPadをとりだしてアプリを起動してみると、モンスターが出現し続けた。これはたまらん!と、好きな人は永遠にやり続けるのだろう。しばらくモンスター捕獲に勤しんでいると、同僚二人に出会う。もちろんポケモンプレイヤー。大阪勤務の時は道端で会うなんて考えられなかったけれど、水戸ではよくあることといってよい。週末に外出するとすればこの3つのエリアのどれかなのだ。AEON、千波湖、水戸駅ビックカメラ。

水戸駅の北、古着屋カラスでTシャツを買ったあとは、居酒屋「茶の間」でメンチカツとビール。ここは50年続いている店なのだとか。2件目は前から行ってみたかったソウルインモーションへ。店主は噂通りの訛の強さに加えて超早口だったので、半分くらいしか聞き取れなかったけれど選曲はすばらしく、フリーソウルではないイイ曲が小話をはさみつつ続く。客の話に合せてI’m not in loveをかけるサービス心もさすが。

深夜24時頃、ふたたび千波湖を通るとまだポケモンプレイヤーで賑わっていて、そのなかにはさっきの同僚もまだいた。恐ろしい。8時間くらいやっていたという。

 

退勤後、ふたたび飲み会。店は学生の頃バイトをしていた魚民。メニューや器は当時よりもずっと洗練されていた。15年間の変化。オーダーもタブレットで無言注文。簡単便利にもりあがったあとは当然のように終電後の時間になっていて、タクシーと代行を呼んでもらう(これはタブレットにはない重要なメニュー)。しかし、すぐにくるものではなく、40分以上待った。金曜日だからなのか、そもそも回っている車がすくないのか。

本社の営業部6人と飲み会。いつもと違うメンバーなので新鮮な話も多い。はじめて聞くようこともいくつか。4時間ほど話し込み、酒もまわって眠くなってきたころ、終電が気になって電車の時間を調べてみたらすでに次は始発。うろたえてしまったが、酒を飲まない同僚(3人もいる!)に送ってもらい24時帰宅。目的地を伝える際、駅の近くのローソンで。というだけで話が通じるのが水戸的だった。この辺りはコンビニもあまりない。

今日は燃えないゴミの日(有料)。やっと捨てることができたオーディオラック。19:30退勤。そして20:10の電車に乗車。この時間が今後のデフォルトになりそう。金沢の友人への贈り物(納豆)の手配など。深夜震度4の地震。震源地は茨城県北部で震度5弱。長く揺れた。

ふたたび電話とメールとスカイプしかしていないというかんじの一日。1コールで電話をとりまくる。今日は総務に欠員があったとはいえ、デザイナーとしては終わっている環境。拗ねて定時退勤後、フリーで受けたデザインの仕事を3時間こなしてメールで提出。家での環境は最高。金沢の友人へ郵便で送る荷物(レコード、ビール、納豆)をまとめて就寝。

速水健朗「東京どこに住む? 住所格差と人生格差」読了。先月までビジネス街でもある大阪本町の会社から徒歩圏に住んでいたので、最近の傾向である郊外から都心への回帰については納得するところが大きかった。家賃は高くても会社の近くに住むのがいいというのは本当にそう。いちど徒歩圏に住んでしまうと電車で30分の通勤さえもう遠い。

いま住んでいるのは茨城県水戸市赤塚。退勤後はまっすぐ帰ることが増えた。帰宅後はスーパー以外に出歩くこともない。きょうは一日中部屋の中。外出はなし。

朝、大量のペットボトルをスーパーのリサイクル回収機で処理する。nanacoカードがあれば、ポイントがたまるというこの魅力的なシステムの詳細は、250本処理すればnanaco 50ポイントと交換可能。リサイクル機のベルトコンベアにペットボトルをぽんぽんほり込んでいくのは子供には楽しいおつかいになるだろう。大人もしょうがなしにやる。それからホームセンターでポスターを貼るためのテープ(壁を傷つけないタイプ)を買う。夕方からは会社の同僚ら6人+子供1人で水戸駅近くの居酒屋 山猫屋へ。地元の人で賑わういい店だった。それぞれいろいろなんなとある。2次会はコンビニで酒を買って千波湖へ。寝転がって飲みながら星をみた。おぼろげな視界、流れ星ひとつ。