定時すぎに仕事を終えて、水戸駅北口からバスにのって、自由が丘スタジオまで。普段はスタジオという会場は簡素でアットホームな雰囲気ではあるけれど、出演者は一流。大口純一郎のPercussive trioは、パーカッション 大儀見 元、ベース 小泉哲夫。最初の曲はトニーニョ・オルタだった。大儀見元のボーカルも初めて聴く。客層の年齢は高く、集客も多くはないけれど、みな熱心な聴衆だった。ドリンクチケットは300円たすとハーフボトルのワインが飲めたので、終演後にはすでにほろ酔い。オーナーの石田さんとはヤマモトトモヒロとウーゴファットルーソの話をすこし。ウーボファットルーソはこの会場に過去2度来たことがあるという。次はガイア・クアトロを観にきます。

ひまなんですと言っていた割に、こまごました案件を対応していたら、なんやかんやで8時30分。帰宅して、キャロットラペと豚しゃぶ、オクラのみじん切りをのせた冷奴、韓国のりで、日本酒を飲む。朝から晩まで、食事には気を使えた。カメラ用のSDHCのカードが届く。お盆休みは東京へいくことにした。新宿のホテルの予約を済ませる。

IMG_0594-2職場で、昨日行った? ときいたけど、水戸黄門まつりにいった同僚はいなかった。例の50’s で踊るロカビリーについても、彼らはどんな祭にいってもいるんです。と、現地からのドライな声がきけてよかった。

昼まで寝たあと食事して酒を飲んではまた寝る。20時から近所のやきにく食べ放題の店「焼肉きんぐ」へ歩いて行く。気持ち悪くなるまで食べた。

水戸黄門まつりということで、退勤後は同僚らと会社のガレージでBBQをしながら花火をみる。今年はじめての花火。深夜からは会社の会議室で2次会。ゲラゲラ騒いで終電で帰る。

午前8時に会社集合。社長ら4人と、車で出張打ち合わせを2社分。車酔いが心配だったがなんとか耐えた。ポケモンゴーをする余裕はない。1社目は車のオークション会場。ヴィンテージからスポーツカーまで、素人目にも高そうなものが大量に並んでいた。客層は中古車販売のための買い付けにくる人たち。この業界がどういう雰囲気なのがよくわかった。外国人も多い。規模の大きい会社だったので、代表者同士の会話にはとくに加われる話題はなく静観。個別に別れて担当者同士で話す席になると「ああ、お互い会社員ですね」というレベルに落ち着き、次回販促物制作のヒアリングを済ませた。巨大な駐車場を汗だくになりながら歩き、ふたたび車で移動し2社目の会社へ。こちらは5人規模なので、代表の会話も現場から離れたものではなく、面白く話をきかせてもらった。若く、カリスマ性のある社長は自社のデザイン・コーディングまで10年前から自分でやっているのには驚いた。イメージの作り方もうまい。オフィスの雰囲気なども自由な空気が流れていて小さなデザイン事務所のよう。帰りの車の中で、目を細め上がら西日に照らされる田園地帯を眺めつつ物思いに耽る。

21時20分退社。缶ビールを買って駅まで歩く。これがこれからのデフォルト。予想より少し遅くなった。

明日は打ち合わせのため、千葉と埼玉へ。

「ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索」を読み始める。

代表電話がなりやむ18時以降、そして営業が退勤した後に、ようやく集中できる静けさが訪れる。残業時間になってからが本番。

給料日前というのに、あれ? まだこれだけの残高がある。というくらい今月はお金を使わなかった。レコードを1ヶ月の間1枚も買わなかったのは10年以上なかったことではないか。かといって欲求不満というわけでもなし。つねに欲望を喚起する街から遠く離れていまはただただ穏やかな日々。暇ということでもなくて。

2ヶ月前に山崎蒸留所で買ったロックグラスをようやく開封し、ウィスキーを飲む。