夕食は山芋をすりおろしてとろろぶっかけそうめん。トマトときゅうりの角切りの塩あえに卵黄をのせて、さらに揉んでちぎった韓国のりをトッピング。とろろは全部飲んでしまうので味付けは薄めがよい。食後はくさりかけた半額の桃をつかったカクテル。GINと炭酸水と氷でそれらしいものができて楽しい。果実の確かな香りと透き通った甘み。夜、LOHACOから無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス・特大が2つ届く。

昨日から少し暑さが和らぐ。定時退勤。彼女は映画にでかけたので、ここぞとばかりに夕食は自宅で山盛りの生野菜を食べる。レタス半玉、きゅうりとトマトの角切り、シーチキン、ハム。友人から薦められて「韓国歌謡史II 1895-1980」を購入。やや高額ではあるがここにしかない内容に違いない。たまりにたまったヤフーマネーでポリプロピレン頑丈収納ボックス・特大も2つ購入。深夜便だと明日の平日着でもうけとれるので便利だ。ヤフーマネーについては使えるところを調べたけれど、使えるのはヤフオクとLOHACOのみとおもってよさそう。タワーレコードのようにヤフーウォレットは使えるがヤフーマネーは使えない。という引っ掛けには注意だ。

エアコンはつけっぱなしのほうが安いという説を信じて7月からエアコンは24時間稼働させているけれど、今朝のニュースではまた違う意見が台頭してきて戸惑う。もう今月の電気代を見て何を信じるのかを決めるしかない。

外出時のエアコン「つけっぱなしが節電」のボーダーラインは「35分」!!

仕事で残った大量のきゅうりの一部を持ち帰り、サラダにしたりキムチにしたり顔に乗せたりした。LOHACOから深夜便が届く。

日曜日。昼から自転車で15分、シネ・ヌーヴォへ。金秀吉監督「君は裸足の神を見たか」をみてきた。秋田の情緒ある街並みと深い雪、単線列車。30年前の日本の景色の中に今も変わらないカリモクのソファとローテーブル、日清の小麦粉、そして出川哲朗(横浜放送映画学院卒!)のデビュー作でもある。すでにあの上滑りするような軽薄さを備えているのが面白いが、存在感のある端役としてだけでなく制作進行のクレジットもされていることが意外な発見。この古典的な青春映画は、横浜放送映画学院が日本映画学校になる記念に作られたという背景もあってか、すごく基本に忠実な生真面目なものにも写る。当時、監督はまだ20代前半。上映後のトークではフィルムで観れたことに喜ばれていたところまでは映画の印象を受け継いだものだったけれど、ここからの話しぶりはとても饒舌に脱線を繰り返し、撮影時のエピソードを語る様はまるで大阪の漫才師!。洞口依子の若い色気は伊丹十三のタンポポでも牡蠣を食べさせるシーンで継続していたことも知る。

土曜日。昼から京阪にのって京都へ。予報では最高気温39度というが、もう大阪も京都もただただ暑いだけ。三条大橋から見下ろした鴨川は川底の敷石がはっきりみえるくらい透明なのは涼しげだった。100000tとワークショップに寄ったあと、リベルテで買ったパンを食べ歩きながら國田屋でワインを買い、アイタルガボンで休憩したあと、京都・誠光社でのトーク・イベント”川崎弘二×西田博至「武満徹から読み解く日本のアートとメディアの70年」”へ。ミュージック・コンクレートを周波数帯域から解析する話など、聴いているだけでは見えない音楽の表現が面白い。ふたりの気さくな語りであっというまの90分。「日本の伝音楽/川崎弘二」を購入。「音楽」を問う音楽。

明日の屋台のチラシなどをつくって19時退勤。自転車でことし初の盆踊り、近所の中央区盆踊り大会へむかう。会場は広いグラウンド。大阪城を模した三階建の櫓が大きくて目を引く。月が〜 出た出た〜 月が出た〜 ア ヨイヨイ。うまくは踊れないがそれでも輪に加わって最後までゆらゆらすごす。屋台はビール300円、焼きそば200円と安い。