三連休最終日の月曜。昼からテアトル梅田で、寝ても覚めても(原作 柴崎友香 × 監督 濱口竜介 × 主演 東出昌大)。亮平はどんなひどい裏切りにあっても、結局は雨に濡れた朝子にタオルなげてしまう。あくまで言葉で対話をこころみる物語。もうお前を信じる力が残ってないから。と、だけ言う。亮平の朝子に対する何もかもをぐっとこらえて飲み干した表情、東出昌大のあの困惑した顔は魅力であった。映画を思い返しながら、あとになって際立ってきたのは言葉が話せなくなった古い友人に対する母のセリフ。「返事はできないけど、聞こえてるから何かしゃべってやって」。
小雨が降る中、商店街で韓国冷麺と焼き肉を食べてべろべろになりながらスーパーに寄って帰宅。「ハリー・ニルソンの肖像 | アリン・シップトン, 奥田祐士」を半分ぐらいまで読み進める。