市場で買ってきた穴子は身がつるつるしていてぬめりはなく、手にとったときの触感はキュッとした感触がある。この意外な印象は下処理した魚屋の丁寧な仕事の賜物か。代金の受け渡しの際、店主は「天ぷら?」と聞いた。いや煮付けです。「そらよろしいな」。というやり取りを思い返す。一匹220円。穴子は6月が旬というのでまた食べたい。韓国で食べた焼き穴子もおいしかった。