月曜日の振替休日。午前は雨が降っていたが、午後からはしばらく止む様子。いそいで外出し、まずはディスクユニオンへ。ジャケに惹かれて買ったPhillip Goodhand-Tait ‎– Songfallがよかった。マイナーレーベルの自主制作盤かと思いきや、昔から根強い人気のあるSSWらしく、CDでのリイシューも多い。いくつかの記事の中ではエルトンジョンと比較も書かれていたが、このアルバムからはその気配は感じない。第一、彼の声はしゃがれているし、外の世界へ向かっていくようなものではない。個人的な親しみを感じるタイプの音楽だった。
天満市場では明石のタコ(生)を4本かう。まだ生きてるよ!とおばさんはタコの足をバシバシと叩いた。たしかに吸盤はまだうごいていた。人気の焼酎「兼八」を、うっかり定価以上で買ってしまう。流通価格の半額以下!という文句にひっかかってしまった。近所に定価で売っている店をしっているのに…

タコは市場の店頭で頭を切り落とされてから何時間たったのだろうか。自宅のシンクでぬめりを落とすためにごしごししているときもまだ吸盤が吸い付く手応えがあった。タコの生命力より強いものを私はしらない。皮を剥いて刺し身にして食べたときのこの強い味の理由を実感する。

村上春樹の新刊「一人称単数」読了。メルカリに出品したら10分ほどで購入者が現れて驚く。即発送。