振替休日の木曜日。午前10時に仕事中の友人に会い職場の不安な状況を聞いた。その足で、いつもより少し早めにきたぷらら天満では飲食業の方の買い出しと重なったのか、いつもより少し人が多い。厚揚げ豆腐をカートいっぱいに買い込むヴェトナム人は「もっと厚揚げ豆腐がほしい」と店内のスタッフに声をかけていて、ああ、またおまえかOKもってくるよ。というようなやりとりを見た。たくましい姿である。おそらく自分の店のための仕入れなのだろう。

この季節、キャベツやサンチュやごまのはなど根菜類が安くなってきた。野菜もたくさん買い込む。魚はマグロ、牡蠣、月日貝とハラス。それから鯛の切り身を進められたので買った。どういう食べ方がいいかきいてみたら、西京焼きやね。と返事。こんなやりとりが市場の醍醐味。昼は刺し身とハラスの塩焼き。

生物は早速調理して、ミートソースとカレーと西京焼きの下ごしらえとマッシュルームをにんにくをいれたオリーブオイルで煮る。

夜からはダンケでコーヒー豆を200g買い、シネマート心斎橋で「詩人の恋」を観た。時代設定がいつなのかはよくわからないが、グローバル化する前の韓国の雰囲気が残る、韓国人が描いた典型的な韓国人のキャラクターづくりがなされ、特徴的な罵倒語やビビンバの混ぜ方一つとってもすぐに分かる。荒々しい感情や下世話な生活をみせつつも後半からの展開は繊細なものがあり惹きつけた。主演はヤン・イクチュン。

夕食は西安麺荘でホルモンラーメンや小籠包、魚の辛いものも食べる。こんな時期でも相変わらず常連客が多く入店と同時に皆親しげな挨拶を交わしていた。自家製ラー油を買って歩いて帰宅。