朝から健康診断。飲まず食わずででかけて人生はじめての胃カメラを体験する。まずはなんだかよくわからない液体を飲み、鼻に液体を噴射されたあと、薬が効き出すまで身構えながら待つ。カーテンの向こうからはウェ〜とえづき声があちこちから聞こえてきて地獄絵図。いちばんひどそうなのは50代すぎとおもわれるおじさん。相当苦しそうで看護師に「もう少しで終わるからね〜、がんばってね〜」となだめられていたが終わってみると、「前回より楽でした♪」といってみなずっこけていた。「腕が良かったんでしょうね!」と爽やかに言い残して去ったあと、後処理をしていた2人の看護師は「あんなふうにいってくるのはうれしいなあ。そんなん言う人、めったにないからなあ。はげみになるなあ」と、緊張感のある現場に和やかな時間が流れた。そして自分の番。手短な説明のあとに鼻から入る。やはり噂に聞いていたとおり気持ち悪く、えづく。少し痛みもある中、「一番しんどいところは過ぎましたからね〜」の一言はかなり有効に響いた。涙目になりながら耐える。「あと半分ですよ〜」と聞いたときの安堵感は大きいが、内視鏡が映す映像をみながら説明を受けるような気持ちにはなれない。「目は開けていいですよ〜」と言われて苦笑する。管が抜かれたあと、簡単に説明を受けて問題がないことを知らされた。ふらふらで病院を出るとサングラスがほしくなる日差し。