曇時々晴 19℃[+7] 10℃[+2]。暖かくなった。花粉の症状は徐々に出始めてきた。そして日曜日から財布が見つからない。
3.11から14年。あのとき私はフリーランスという名の失業者だった。
一日中雨。また寒さが戻っている。夜、近所の東横堀川ではプロフェクションマッピングが行われていて、そのせいか警官が見回りにきていた。ついでにという感じで橋の上に住み着いているのホームレスにも注意がなされ、立ち退きを要求していたところに居合わせたが、彼は少し移動して隣の橋に移り住むだけだろう。母退院日。
タワーレコードで注文した本を受取にコンビニに行っただけで花粉症の症状が。そろそろ薬が必要な季節になってきた。
プリファブ・スプラウトのI Trawl the Megahertzを聴いた。いつもの歌ものではないが、どこからしさはある。昔、よく聴いていたが網膜剥離で闘病中だったことや2003年にこんな作品を作っていたことも知らなかった。パディマクアルーンの近影にもおどろく。
誰かと間違えて届けられた郵便物を返しに郵便局へ。本来届けられるはずの本は手元に届くのだろうか。
ぷららてんまで鰤と八角とセコガニなどたくさん買い込む。この冬は特に高かったキャベツの価格は少し落ち着いてきた。
それからパリアッシュへ。あいかわらず長い行列ができているが、予約分の受けとりは割り込めるのでありがたい。
LINNのターンテーブルには満足しているが33回転しかないので、7インチ用にポータブルプレイヤーを購入。NNALの古いもの。
いちごジャムや、もやしスープをつくる。青葉市子の新譜Luminescent Creaturesは発売日にアナログで買っていたものの、期待値が高すぎて聴くのが先延ばしになっていたがようやく聴いた。一聴した瞬間からすごくいい。このサウンドはライブでも聴いてみたいと思い大阪NHKホールの抽選予約も済ませた。
退勤後、ジムで風呂だけ入って自転車でシネ・ヌーヴォへ。最寄りのコンビニで500mlの缶ビールとスナック菓子を買い、映画館の前で急いで飲み干す。その間、ちらほらと観客が場内に入っていく様子を眺める。いつもとは少し違う客層。一人客が多い。みな静かに熱心なカウリスマキファンという感じ。19時50分からキノ・ライカ 小さな町の映画館(監督:ヴェリコ・ヴィダク Veljko Vidak)を観た。
定時退社して書肆喫茶moriへ。『大邱の夜、ソウルの夜』著者と語る読書会 ソン・アラムさんを囲んで に参加。とても親密な雰囲気の中、それぞれの熱い想いが語り合われ、永遠に続きそうなほどだった。著者にサインもいただく。
谷六は空堀商店街から一歩踏み出した路地裏に面白そうな店があった。書肆喫茶moriへもまた改めて行ってみたい。
昨日よりは暖かいがまた冷える。そして雨。
韓国語の授業では過去形の勉強が再び始まった。
ジムで走りながら観たテレビでは岩手の山火事を報じていた。しらなかった。
「大邱の夜、ソウルの夜」の作者、ソンアランが来日。梅田でのトークイベントを配信で聞く。明日は近所のカフェでも開催されるので書肆喫茶moriへ行く。
さいきん熱心に追っている三宅香帆の著作「文芸オタクの私が教える バズる文章教室」読了。ここで例に揚げられている作家の文章はネットではなく紙媒体で書かれたものであり、タイトルは若干釣りともとれるがそれでよかった。バズる文章っていうとfromdusktildawnのようなスタイルを思い出す。
あえて改悪した例文をみていたら、mixi日記でめちゃくちゃ壊れた文章を書いてコメントを乞うふざけ方を思い出した。あの頃、文章を書くということ自体が新鮮だったし、そんな壊れた文章がそれらしい顔をして表出しえてしまう。ということだけでも面白かった。
新地で妻の誕生日ケーキを買った。日付が変わった深夜からケーキとワインでお祝い。一本飲みきった。
就寝前、ベッドでラジオをつけるとたまたま星野源の番組が流れてきた。あえてこんな深夜にやっているんやね。
ふたたび冷える一日。朝も夜も雨が降った。プールで泳いで帰宅。