夜は千日前で会社飲み会。最近入社した多くの新入社員ふくめ20人くらいの集まりとなった。ふだん自宅勤務をしているが飲み会だけ参加する俺。
もはや古株に属する自分は特に誰に気を使うでもないが、ひとまわり以上の歳の差があり、同僚という以外の接点はない新入社員との会話は思いのほか難しく、いろいろと角度を変えて話題を振ったつもりであるが大きく発展することはなく、酒の場での解放的な会話というには程遠い。また、恋愛についての話も性的嗜好もわからない以上、なかなか触れにくくもある。

飲み会ではマスク外して喋りまくってるのに店を出た途端マスクするのはやはり苦笑してしまう。自宅までは徒歩圏なのでマスクはしないまま歩いて帰宅。

夕食を終えてからシネ・ヌーヴォで大島渚「日本春歌考」を観た。大島渚はすごい。意味がよくわからないとこもあるけど狼狽えてる暇もない迫力で圧倒される。今見てもさらに大胆な衝撃作である。小山明子、田島和子は美しい。いつも怪しい荒木一郎に若い伊丹一三も見れた。
帰宅後、荒木一郎のレコードで6月を聴く。創価学会に触れた歌詞はこれしかしらない。

数日前から腰の痛みがあり、立ち上がるのに一苦労。この所作は老人そのものである。この痛みは夕食後、酒を飲んだらすこし緩和された。血行のせいか麻痺なのかわからないが、アルコールの依存症にも様々な入口があるのだろう。

あたらしい財布が届いたがこれは日常的につかうというよりはドレスアップ用というかんじ。市場で買い物をして領収書を詰め込むようなものではない。高級品は優雅であることが優先されるので、繊細で傷つきやすく手荒には扱えないし、使い勝手がいいわでもない。トーフビーツの難聴日記を読み終えた。

韓国語の授業。前回は休みの方が多くて生徒が二人!という非常事態だったが、今回はみな無事復帰しフルメンバー。コロナだったんですか?とはちょっと聞きづらいところもあるが、公共の利益のために聞いてもいいとは思う。次の授業は3週間後。

夜は焼き鳥なかおへ。前回訪問時、しつこく女を口説いていた男女の顛末が気になっていたが、強引に2件目までつれていかれたという。ああいうとき、どうするべきだったのか?の、答えはなかなか出ない。

8月が始まった。今年も夏の大きな予定は特にないまま淡々と過ぎていく。世の中のムードというものに流されているところもあるが、海外に行けないのならこれといって欲望もない。ただ買い物のペースは変わらずでなんやかんやと快調に金は飛んでいく。メルペイスマート払いの上限はまたあげてしまった。メルペイスマート払い7月分の利用の支払い期限は2022年8月31日(水)です。

午後は撮影のため外出。屋内とはいえクーラーがないのでひたすら蒸し暑い。手探りでの制作は関わる人は多いものの苦労のわりにあまりいいアウトプットが出せずもどかしい。
帰りの車内で同僚と新入社員の見定めについて盛り上がる。わざわざたくさんの会話をしなくても、人の印象は一瞬で決まってしまう。ささいなことでも人に与える情報というのは十分なのだろうああ怖い。所見は概ね一致。20時帰宅。夕食は妻作。

朝、買い出しに行くのには気合がいるな‥と思いながら部屋でダラダラすごしていたらますます暑そうな天気になってきて、最悪のタイミングで出かけけた。天満市場近くの飲食店はいつもの賑わいがない。いくら感染者が増えても人流は止められなかったが、この強烈な暑さで止まったのだろうか。魚はさごしと鮎を買い、家ですぐ焼いて食べた。

夕方からはシネ・ヌーヴォへ。大島渚監督の特集。「ユンボギの日記」の原作の舞台は妻の地元korea daeguだった。それからKYOTO, MY MOTHER’S PLACE。こちらは私の地元。そして監督は妹と名前が同じという、縁のある2本立て。

朝から京阪にのって京都の美容室へ。三条駅前の三条大橋ではエホバの証人のかたが布教活動をしていた。みためとても上品なご婦人。小学生くらいの頃、血をきれいにしてあげます。祈りましょうとかやっていたのは、エホバの証人だったのか。駅からの道中の日差しがあまりにも強いので、到着した時点でもう汗だくになってしまっていた。シャンプーの水は冷たいままでちょうどいい。カットとパーマの間は、政治と宗教の話からファッションの話でもりあがる。ここは完全プライベートサロンなのでひと目を気にせず話題を選べるのもよい。美容室に行ったあとはいつも通っているクルスは休みだったので、グランディールで食べたパンはおもっていたレベルではなかった。workshopと100000tでレコードの売り買い。市役所前ではフリマがあり、ここに出店中のpelgagのピリ辛まぜ麺を食べつつ雑談。出店のための設営にはかなり荷物が必要で、この暑いさなか重労働になるだろうと思っていたが、この荷物はすべて店から台車をころがして3往復もしたというので笑ってしまった。いくら近所とはいえ、中年はまだまだ無茶をする。しかしこの暑さではテントがあっても長くはいられない。
寺町通りをあがり、ほんとレコードによってレコードを買い、誠光社で本を4冊買う。日が暮れるとやっとすごし暑さが和らいだ。鴨川を渡り、神宮丸太町から京阪にのって帰宅。

夕食の食材がないので外食。近所の人気店、カネダの前通ったらたまたま空きがあったのですぐ席につけた。ありふれたメニューでも一味違っていちいち気が利いていておいしい。ピーク時は満席で、新規を断ることが何度もあったが、8時以降は余裕があり苦戦しているような気配がある。

昼から退勤まで出社。仕事ついでに同僚と雑談。完治しない病との向き合い方というのは人さまざまで、必ずしも誰もが健康第一主義になるわけではなかったりする。
夜はeisakuのzoomストレッチ。

シネ・ヌーヴォで開催中のカレル・ゼマン監督特集「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」から2本。 クラバート、ほら男爵の冒険。実写とアニメをまぜたギミック満載の映像でたのしい。自分でも何かやってみたくなるアイデアの数々。

帰りは久しぶりにチングで食事。ラストオーダー後の店じまいムードの中、店主とコロナ禍における近況を話し合っていたが、客入りの波が激しくなったことによる仕入れの難しさの話から、いつのまにかお店の中で起こった客の強烈な珍事開陳タイムになり、このお店の奥深さを味わう。食べすぎたので帰りは阿波座で下車。2駅歩いて帰る。