天気が良すぎてもう暑い。湿度がないのでまだすごしやすいが日差しは強くもうサングラスが必須の季節になった。

P&Bでバゲットと食パン一本を買い、日本橋ルービックレコードへ。いつものバーゲンコーナーを漁ったあと、ブルースコーナーもみてみたら、ちょうど欲しいとおもっていたmississippi john hurtのレコードがあっさり見つかる。
Mississippi John Hurt 1964 Vol.2 Worried Blues (Piedmont)

それからダンケでコーヒー豆を買い、モンシェールでホールのチーズケーキ(ほぼクリームのみ)を買った。チーズケーキはバゲットでかき回しながら食べるのが美味しい。かりかりねっとりの旨味と食感。さらに冷蔵庫に冷やしていたいちごも投入して完成度は最高。ミシシッピーの音楽を背景にケンタッキーのメーカーズウィスキーもすすむ。

ずっと後回しにしていたダウンジャケットをクリーニングに出してみたら費用は3,000円もかかるのだった。思わぬ出費。来年も出すかと言われると迷う。同時に出したスーツの上下は1,000円以下。

GW中は東京名古屋大阪でレコードをたくさん買ったのでそれを聴きながら過ごす。「かけがえのないマグマ 大森靖子激白」も読み終える。熱心に聞いていた頃の大森靖子の復習というかんじ。「洗脳」以降の作風にはもうついていけなくなってしまった。

市場へ買い出し。魚類は韓国産のヒラメと能登のサーモン。帰宅後さっそく刺し身にして日本酒を飲む。
西荻窪の古本屋 古書音羽館で買った新刊本「万感のおもい(万城目学)」を読み終える。ZACOが出てきたところにご近所感があった。自らブログ調というだけあって軽めのエッセイ集。夏葉社からの出版というのが意外な感じ。

音凪で金森幸介のライブ。先月亡くなった中川イサトのカヴァーを交えつつ、貴重なおもいで話も聞く。音楽からは伝わってこなかったが、喧嘩っ早い性格は有名だったらしい。「いさっちゃんが喧嘩しそうになるのを何度止めたことか」とは金森さん。中川イサトについて、まだまだ表にはでていない言えない話はありそうだった…。佐藤博が金森家のレコードを聴くために大阪に引っ越してきてともに過ごした日々のことなども。佐藤博のアルバム「オリエント」では1曲作詞提供もしていた仲。ツアーも一緒に回った時期があるそう。終演後CD「もう春になってましたぁ」にサインをいただく。

名古屋2日目は快晴。昼はひつまぶしを食べに「いば昇 本店」へ。行列を覚悟していたがすんなり入店できた。ここはクラシックな内装を維持しつつ、手入れも行き届いていて風格がある。うなぎはこんがりした焼き加減が特徴なのだろうか。皮もパリパリしていて美味しい。味わいながらゆっくり食べて満腹になる感じの分量。となりのうなぎや花岡は行列ができていた。

名古屋のレコード屋はラジオデイズにいってみたかったが残念ながら休み。ディスクユニオン名古屋店では店内BGMがサヌリムだった。韓国特集コーナーもあり高額のレア盤あり。ここでも数枚買い発送してもらう。

そして夜はたのしみにしていた大甚へ。運良く並ばず入店。当然満席で賑わっているが、この名店でさえコロナ禍では苦しんだという。久しぶりに来た人も多いようだった。

新幹線で新大阪へ向かう。四泊五日のGW旅行の終わり。

名古屋初日はまたまた雨でやや肌寒い。公園では在日中国人のための祭りが行われていた。ステージから歌が聞こえてきたり。屋台もあったので立ち寄り軽く食べる。注文したのはなんだかよくわからないとても辛い麺。すすって食べようものならむせる。こういうのを平然と食べる中国人を見ると敵わない。

昼食は矢場豚という味噌カツの店へ。ビル一棟規模の人気店は雨の中でも行列ができていた。客層は若くカリカリの衣とこってりソースのヤバ豚だったらどうしよう。と危惧していたけど、矢場豚はふんわり衣に意外とまろやかなソースをたっぷり染み込ませて食べるタイプで中年にもやさしい。ご飯をたべつつビールも飲み軽く平らげる。驚いたのはみな静かに食べていたこと。大阪だとなかなかない。名古屋にできたばかりの古着屋JAMはヴィンテージ志向ではなくレギュラー品中心であまり見どころはなかったが、feeetという古着屋は商品の選別もしっかりなされておりセレクトもおもしろくてTシャツやパーカーを買う。妻は名古屋でもまた快調に買い物。

夕食は2度目の角屋で焼き鳥を食べたあと、延辺館(こちらも2度目)で食事。

ようやく晴れ。ホテルをチェックアウトして荷物を担いで吉祥寺へ。中川イサトのアルバム「お茶の時間」の写真につかわれたBOGAへ。かつてはのんびりした場所にだったのかもしれないが、いまではここは一等地。ヨドバシカメラの向かいにあるとは。カフェではなく、本格イタリアンの店になっていて料理も美味しい。はじめて飲んだリモンチェッロもこの季節にいい。店主に昔話を伺いたかったがあまりにも忙しそうだったので、店の前で記念写真を撮って退店。

ディスクユニオン吉祥寺店でレコードを買って荷物を発送。それから中央線で高円寺に移動し、カフェCITYで一服したあと古着屋巡り。妻がめずらしく調子よく買い物をした。夕食はメキシカンの店でテキーラを飲みブリトーなどを食べる。満ち足りたあとふたたび中央線で東京駅へ。そして新幹線で名古屋に向かう。新栄のホテルについたのは深夜24時すぎ。名古屋のホテルは安い。一泊3000円。

予報通りの雨。水戸のホテルを出てすぐに常磐線にのり東京へ。昼食を食べたあとは妻と別行動をとり、御茶ノ水のディスクユニオンと西荻窪の古書音羽館へ。夜は三鷹で合流し「みさき亭」で食事。いまは席数を絞って新規はとらず予約客のみで営業しているという。数年前から何度か来ているという話をしたところ、店主は本当にその時のことを覚えていて驚く。店内の扇風機のスイッチとカオナシが似ているという話をしたことなんてすっかり忘れていた。料理は3品コースを頼んだあと、単品でいくつか。先客のご婦人との話もはずみ七田の焼酎をごちそうになる。いい夜だった。お店のすぐ側のホテルに宿泊。GW中でも一泊6000円。

朝6時に起きて水戸へ。朝8時の新幹線の乗車率は9割程度。千波湖のそばの社内研修会会場には鈴木雅之のライブ告知チラシが置いてあった。隣の美術館では若冲展。夜は会社主催でなじみの居酒屋で宴会。二次会は同僚数名となじみのソウルバーへ。店主や常連客と久しぶりの再会を果たす。

明日から水戸出張からGW10連休。東京、名古屋を経由して帰る長旅。