火曜日。母親の誕生日。沢田研二の写真をPhotoSpeakで加工したお祝いのメッセージを贈る。忙しくはないが疲れるという日。いろいろと考えなくてはいけない。メルカリでは商品削除されたヌードを含む写真集がヤフオクでは難なく売れた。

振替休日の月曜日。朝は再び大阪駅前百貨店へ。入り口のモニタリングは物々しいが、午前はまだ客が少なくて緊張感が和らぐ。ワインの試飲もできた。うなぎを贈答用と自宅用に、たねやで和菓子も買い込む。やはりデパ地下は華やかでいい。ディスクユニオンでluiz bonfaの古いブラジル盤のレコードなど4枚購入。天満市場で買い物もすませて帰宅。重い。自転車でたくさんの荷物を運ぶこともおおいので後ろに荷台でもつけようか。暑さは多少おちついた。メルカリ発送&入金確認。

休日出勤の日曜日。日差しはきついが少し涼しくなった。職場はぼちぼち引っ越しの準備。ごそごそと物を捨てる。退勤後は自転車で行きにくい大阪駅へ。いちばん近い駐輪場をさがしていたらどこも埋まっていて、うろうろ周遊した果にたどり着いたのはヨドバシカメラの駐輪場。百貨店での買い物は、スタッフは全員フェイスシールドを着用していて物々しいが、商品を物色していると普段どおり接客してくるので矛盾しているような、妙な感じがあるが笑えない。感染症があろうとも彼らは接客が仕事なのだ。ただ客は少ないのでスタッフの数がいつもよりずっと目立つ。自転車修理用にモンキーレンチを購入。

阪急百貨店では出入り口を減らし、来場者の体温を有人でモニタ監視する厳重体制。阪神百貨店でも同様。閉店間際の地下食料品売り場で割引になった寿司をすばやく買う。駐輪場で精算する番号の入力ををまちがえて2倍払ってしまった。

土曜日の週末出勤。退勤後、妻の自転車がパンクしていたのでタイヤ交換も兼ねて近くの自転車店に依頼する。ややたどたどしい手付きではあったが無事完了。待っている間、ロードバイクの試乗をして楽しんだ。前傾姿勢のため体感スピードが高まる!

メルカリで売れたレコードの発送。ゆうパックだとレコード1枚送るのに1200円もかかることを知った。1200円って!。2000円で売れても手数料と送料を引いたら、利益は600円ですか。ライブラリーでワインを2本、バゲットとケーキも買って帰宅。夕食はボロネーゼとバゲット、シャインマスカットといちじく。

金曜日。振替3連休日最終日。いちばん熱い昼の時間から天牛書店の江坂店へ向かう。場所はざっと関大前。電車の乗り換えを間違えながら徐々に前進。駅からの徒歩15分間、太陽を浴びまくる。お店は閑静な千里山の高級住宅街にひっそりとあった。ビルの1、2階が売り場で天神橋店よりもかなり広い。専門書や風格のある本が充実しており、つやつやした最近の本は天神橋店にふりわけられているのかもしれない。値段はお手頃で1万円近く散財。多田智満子、四方田犬彦、大島渚、ラズウェル細木、などなど。CDやレコードも少しあり。吟味された品揃えになっていて、たとえDonnie Fritts / Prone To Lean (US)が1000円でおいてあった。
会計を済ませて、帰ろうと思ったら雷雨。ふたたび店内で物色し追加購入。重い荷物となった。コンビニで酒を買って、雨あがりの道を再び駅まで歩く。

P&Bへいったらお盆休暇中であった。ゆっくり休んでください。dankeでコーヒー豆を100g持ち帰り、レッドボーンでTHE INTRUDERS / Energy of Loveを購入。ベスト盤しか聴いたことがなかったので、William DeVaughn – Be Thankful For What You Got のカバーをしていたとは知らなかった。ハンバーグをこねる。つなぎなしのハンバーグは美味しいけれど一瞬で無くなってしまうミンチ1パック。

水曜日。振替3連休初日。灼熱の日差しの中、ディスクユニオンと天満市場へ。西日をもろにうける部屋の窓枠はやけどするほど熱い。夕食は明太子スパゲティ、岩海苔のせ。白ワインで酔っ払ったまま、20時ごろ、近所の友だちの家へ徒歩で向かい、手早く物々交換をおこなう。卵(蘭王)がぶどう(シャインマスカット)になった。

火曜日。暑い。自宅と職場の自転車通勤の間だけでも。首にバンダナを巻く。

退勤後、自宅で食事を終えてから、20時からの映画を観にシネ・ヌーヴォへ。夜でさえ昼の暑さの名残がある。
内田吐夢監督「たそがれ酒場」は1955年の日本のドラマ映画。 内田吐夢監督の戦後復帰2作目の作品で、出演は小杉勇と小野比呂志など。 一軒の大衆酒場を舞台に、そこに集う人々が織り成す悲喜こもごもの人間模様をさまざまな音楽を織り交ぜながら実験的スタイルで描いた群像劇。という紹介。
わけありな酔客の背景は、だれひとりとして語られないまま混沌を混沌として描かれている。この時代では日本酒が圧倒的に人気の酒のようで、コップでがぶがぶ飲む姿が印象的。ウィスキーは今と同じデザインの角瓶。アサヒビールの星ラベルもあった。若い客だけがビールを飲んでいたのもおもしろい。映画は今日も満席であった。

22時ごろようやくすごしやすい気温になる。夜の靭公園のベンチでウィスキーの水割りを飲み、虫に刺されて帰る。

振替休日の月曜日。引き続き異常に暑い夏。夕方からシネ・ヌーヴォへ。没後50年映画監督 内田吐夢「どたんば」鑑賞。炭鉱事故がテーマ。社会問題にのみ重点がおかれたものかと思いきや、映画としての面白さにも富んでいる。1957年作品。これは時代を超えた名作。


日曜日。内職仕事をしながら、大林宣彦監督の映画「HOUSE」の出演者が40年ぶりに再開し語る映像を見る。退勤後は久しぶりにゴカンへ。意外と人が多いのは、みなお盆休みだからか。ケーキを買って帰宅。夕食は昨日買ったハンバーガーを食べながらビールを飲んでいたらそれで満腹になってしまった。

20時から2020年「五山送り火」ライブストリーミングを見る。今年は点火される炎もソーシャルディスタンスで蜜を避けたものになり、大文字は6つの点となった。左大文字は1点の炎。目的を知らなければ形が見えてこない星座のよう。今年はあの世にこのご時世を伝えるような行事になった。不完全な形ではあるがこれでお盆が終わった。明日は振替休日日。