昼過に実家から出発。母は沢田研二のライブへ。私ははちはちで買い物をしたあと、バスに乗って善行堂で「美しい街/尾形亀之助」、「永井宏散文集 / サンライト」(ともに夏葉社)の本を買ったあと、小中学校が同じの同級生がやっているPELGAGへ。まともに話すのは何年ぶりかもわからないが、落ち着いた調子で昔話や近況など共有し、東京の友人から預かったメッセージイラストカードを手渡す。ヘモーン、小学校のころから変わらないなあ。とはたしかにそう思う。オープンから1年になるお店は秘境といっていい場所にあるけれど、いまちょうど移転を計画中で、年内には裏寺町のSOURがあるビルに入るというからこれから忙しくなるに違いない。
またバスにのって出町柳駅へ。京阪で帰宅し、彼女の友達と合流。スジェビをつくって酒を飲んで寝る。

大阪からレコードを背負って京都へ。いつものレコード屋で売却。買取金額は合計1万円。Eric Von Schmidt / Who Knocked The Brains Out Of The Sky が安くで買えた。母親との待ち合わせ場所に向かうためにバスにのったら、偶然同じバスにのっていて笑った。夕食は鳳飛へ。お店はリニューアルされていて、あの赤いカウンターテーブルの色は変わってしまったけれど、外観は相変わらず閉鎖的で何屋かわからない感じがよい。久しぶりに食べた辛子鳥はやっぱりからくておいしかった。このあたりは観光地でもないしホテルもないので、客層の地元感が強い。食後にもう一軒いこうかと探したが、特にこれと言ったものがなく、歩き続けてバール カフェジーニョまでたどり着いてしまった。ずっと気にはなっていたが、入ったのは初めてだと思う。この日はミュージシャンがリハーサルの様な演奏をしていていい雰囲気。マスターに古い京都の写真などみせてもらう。店内には80年代のブラジルのカセットテープもいろいろ。レコードもあるのだろうか。いろいろ気になるお店。今晩は実家泊。

マッスルボディコンテスト出場のために、身体を作りこんで追い込んで細マッチョになっていた大学生のジムのトレーナーは、もうすっかり出会った頃の普通体型にもどっていた。15kg太ったというが、これはただのリバウンドではなく、次は細マッチョではなくマッチョを目指すための段階的変化なのだろう。今は学園祭のお笑いライブに向けて力を入れているといい、ぜひ見に来てくれ!というのでぜひ見に行こう。関西大学の学園祭は11月1日(金)~4日(月)。深夜から大雨と雷。

ヤフオクで落札したアーロンチェアが届く。さっそく座って久しぶりに味わうこの座り心地は…やはりよい。気を良くして残業、20:30退勤。ジムで泳いで帰宅。

2019年10月1日。消費税10%のはじまり。もう年末まであっという間なのだろうが、気温は何故か暑い。退勤後、タランティーノの新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観に行く。

中野の朝、きのう教えてもらった中野氷川神社に立ち寄る。ランニングのついでに参拝する方がちらほら。なにか深い歴史がありそうな古い倉庫が気になるが、まだ蚊が多くてそうそうに退散。
東中野から中央線にのって御茶ノ水で下車。朝食を求めてぶらぶらと御茶ノ水まで歩く。おいしそうなカレー屋や餃子のスヰートポーヅ、喫茶店ミロンガなど行ってみたい店が見つかったが、どこもまだ開店前。仕方なくコンビニですませる。11時開店のディスクユニオンで買い物をしたあと、東京駅からこだまで浜松へ。ひかりに乗れなかったのが痛いがなんとか約束の時間の20分おくれで到着。
初めての静岡、初めての浜松をマッスルNTTに案内してもらう。ここにしかないところに行きたいというと、向かったのは「カフェレストラン ざぼん」と「中田島砂丘」。どちらでも最高の場所で最高の時間を過ごした。ざぼんのことはもう少し掘り下げてみたい。料理長、鳥岡孝昌氏とはどんな人物なのだろうか!?。このお店をつくりあげたすべてのスタッフに浜松ざぼん最高と伝えたい。

朝、歩いて数年ぶりの水戸芸術館へ。大竹伸朗「ビル景」を観る。

この展示会の情報は金沢旅行中に「オヨヨ書林 せせらぎ通り店」で知った。ふんわりした和紙全面に活版印刷を使った強い凹凸がある観音折の展示会案内は、これ自体が魅力的な作品である。開催は熊本と水戸だけ。

大竹伸朗のグッズの一つとして、水戸芸術館オリジナルTシャツというのもあったので買って帰る。大竹伸朗フォントはもう有名すぎて気恥ずかしいと思っていたけれど、このバックプリントの魅力には抗えない。かつて僕の住んでいた街、水戸。

水戸駅は、国体関連の賑わいで過去最高の盛り上がりをみせていた。水戸がねばっていた。

常磐線特急に乗って東京へ。新宿のディスクユニオンをはしごしたあと高円寺へ。夕食は、三鷹のみさき亭へ行きたかったが満席。電話できいた店主の声が懐しかった。時間を持て余したので中野のゲストハウスにチェックインしたあと、駅の北側を散歩。延々と続く巨大な飲食店エリアはどこも賑わっており、どこも魅力的であるがひとりでぶらっとはいるには気が引けて、インド料理屋でアルコールなしですませた。

食後、ふと近くに住む幼馴染に連絡をとってみたら、たまたま近くにいるというので奇跡の再会。夫婦の家で長々と昔話や近況を語った。