昨日買ってきた鯛をつかって、昼は鯛めし。それからシネ・ヌーヴォで篠田正浩監督特集「はなれ瞽女おりん」を観た。映画そのものも素晴らしいが、主演の岩下志麻の子供時代を演ずる嶺川貴子(当時8歳!)の大活躍に驚きを隠せない。子役時代からこんなすごい映画にでていたなんて。2本目は「化石の森」。

連休初日。外はみるからに暑いが、食料を買い込んでおきたかったので、覚悟して麦わら帽子をかぶり自転車でぷらら天満へ。はりきって買った高級食材はマグロと鯛といちじく。鯛は鯛めしにしたいを伝えると、魚屋の主人がその場で鱗をバリバリ飛ばしながら豪快に取ってすばやく内蔵もだして氷詰めしてくれて助かった。高級いちじくは買うのを迷っていたら「これもおまけしたるから買うとき!」と少し傷んだモロヘイヤを二束もらう。おおきにおばあ。ほかには定番のマッシュルーム一袋、ホワイトアスパラ、鰹節など。地下の奥の魚屋で晒されている万引き犯の写真はまたしても全員60歳以上の年寄り。

汗だくで帰宅し、野菜をきって調理して保存食に。マグロは一口大に切り、大根のツマの代わりに茹でた輪切りのれんこんを使ったのは我ながら冴えていた。マグロは特上というだけあって美味しく大満足。モロヘイヤもおいしい。食後はいちじくとアイスとウィスキー。すっかり酔っ払って昼寝。ぷらら天満は連休中も休まず営業するというから、また買いにいこう。


連休前の出勤日。広く浅く仕事が多い。退勤後は香澄 阿波座本店へ。相変わらずの人気店で少し並んで入店。数年ぶりの味はおいしかった。それからシネ・ヌーヴォで篠田正浩監督「心中天網島(しんじゅう てんの あみじま)」を観る。表現社・ATG作品。脚本の脚色にも武満徹の名前があっておどろく。富岡多恵子も参加。イントロの演出やカメラワークが光る。美術には粟津潔。帰りは8月16日で閉店移転する孫悟空に寄ったが満席だったのでまたこんど。

屋台で使うのぼりの制作依頼を受けたが、どこも夏季休暇で納品に間に合わない。ホワイトでよかった!代わりに休みのなしのプリントパックでA1ポスターを発注する。

韓国へのレコードの出荷が無事に完了したようで一安心。「ダンボールのレコード、全部もっていってやるよ!」と言ってくれてはいたものの、予想以上に面倒だったに違いない。約50枚もの運搬。ありがとうございました。
退勤後はまたまたシネ・ヌーヴォにて篠田正浩監督作品を2本連続鑑賞。「暗殺」と監督自身が傑作という「処刑の島」。自分の好みでは、いまのところ「乾いた花」が最高傑作である。

保健所の立会い検査の現実をみてしまう。仕事は電話対応におわれる。ADP配送はトラブルだけを運ぶようだ。退勤後、ちょっとひさしぶりにジム。

定時退勤のあと、チー坊の担々麺で久しぶりに担々麺を食べてからシネ・ヌーヴォで映画を2本。篠田正浩監督作品の「あかね雲」と「乾いた花(傑作!)」。映画館をでてもしばらく銀幕の世界から抜けきれない。充実の平日。

ジョーさん(59)と西成〜飛田遊廓を歩き、酒をのむ。今里でまた酒を飲む。よく飲むなあ

土曜日。灼熱の中、昼間からシネ・ヌーヴォへ。篠田正浩監督の「わが恋の旅路」と、「涙を、獅子のたて髪に」を観る。どちらもかなりの作品。特に前者のカメラワーク、色彩感覚、スタイリングに強い印象が残る。岩下志麻も美しい。監督の特集上映にはあしげく通うことを決意。夕方から、韓国daeguから来ているジョーさん(59)と近所のうさぎで酒を飲み、家でもまたその続き。沖縄で買ってきた泡盛を飲みながら韓国のレコードを聴きまくる。濃密な一日。