音凪で吉田省念と千葉広樹のライブ。久しぶりに見たウッドベースとのデュオは20名も入ればいっぱいという小さな会場にふさわしい親密な小さめの音でアレンジを凝らした演奏。演奏後は吉田のニューヨーク話や、大学の先輩から学校の先生の訃報を知った。エグベルト・ジスモンチのレコードが届く。

定時退勤後、自転車でホームセンターまで。御堂筋は幻想的なライトアップに彩られ、帰路につく会社員たちも輝いて成功を夢見る野心家にみえる。ああしかしわたしは今、何を望み何を目指しているのだろうか。少し道を迷いながら大阪ドーム着。電動ドライバーを返却しつつ、新たに棚受けと有孔ボード用フックを追加購入。帰宅後早速取り付ける。

採寸を間違えた長過ぎる木の柱を2本もって自転車で出社し、さっさと定時退勤したあとはホームセンターで再カット依頼。お店では糸鋸を買い電動ドライバーを借りた。一泊二日で300円。帰宅して中華丼を作り食事を済ませた後はさっそく壁面に有孔ボードをとりつけるための大工仕事。まずは突っ張り柱を立ててボードを仮置き。仕上がりイメージはしっかりもてていたものの、ジャストサイズを狙ったので、実際に据えてみるとギリギリすぎて予想外の不具合がいくつか。致命的なのは水道の蛇口のノブが上がらない。強引にすれば使用は可能とはいえ、あとあと後悔するのは目に見えていたので、糸鋸で長い板を切り再度設置。ついに理想的な台所環境が手に入った。DIYなのでコストは安くすんだが気力はもう使い果たした。今夜はもう手の握力がない。ヤフオクでエグベルト・ジスモンチのレコードを落札。

定時退勤後、酒屋でワイン2本と賞味期限切れのイタリアのスパゲティと缶詰を半額で買う。夕食はミートスパゲティにしてさっそく半額のスパゲティを茹で、あわせたオリーブとワインもいい具合。酔っ払って寝てしまいまた起きて今。ヤフオクに出品していたものがひとつ売れた。

日曜日は昼から神戸へ。元町の瓢箪で餃子を食べたあと、「PORTO」で観る、語り合う「ハッピーアワー」(濱口竜介監督『ハッピーアワー』トーク)へ。ハッピーアワー出演者に会えるのを楽しみにしていたが、同窓会は予想以上の出席率。そして映画の役と変わらない存在感の純と桜子。日向子ちゃん、風間、よしえ、能勢さんにミツ、そして葉子のしゃべりかたは普段のままだという驚き!

菊池葉月 – 桜子
川村りら – 純
申芳夫 – 良彦
柴田修兵 – 鵜飼
出村弘美 – 日向子
坂庄基 – 風間
久貝亜美 – よしえ
田辺泰信 – 栗田
福永祥子 – ミツ(桜子の姑)
殿井歩 – 葉子(滝の前で写真を撮る)
椎橋怜奈 – 能勢こずえ

興奮した勢いで当日の司会進行をつとめた映画批評家の三浦哲哉「ハッピーアワー」論も購入。会場の部屋を出るときに純と会釈したときの自分の動揺がいまも忘れられない。

平日に遊んだから週末はやすもうという感じの土曜日。午前中は、ホームセンターからの資材が届いたので、部屋の棚を解体してDIYの準備。夕方から大阪城を散歩。天守閣のあたりの紅葉はとくに際立っているわけではないが、意外と外国人観光客が多い。夕食はししゃもを焼いたのとお好み焼き。ニラと唐辛子をいれてみたらおいしかった。早川義夫「心がみえてくるまで」読了。エリザベス女王杯の予想もすませる。

朝から桜えびご飯炊いて弁当につめる。前日から漬けておいた昆布と白だしでなかなかいい感じ。仕上げにふった黒胡椒も効果的。桜えびご飯は見た目もよし、味もよし。簡単でほんのり贅沢な一品。

自社で訳した日中韓英のプライスカードを手張りでラミネート加工。こんなニッチなものもA4 3枚100円で買えたりするしダイソーはすごいな。夕食はカレーうどんとポテトサラダ1袋にビール500ml。食後にグレープフルーツの焼酎漬けをたべてすっきり。

ダイソーで手張りのラミネートシートを4セット買って帰る。A4が3枚はいって100円は安い。ダイソーはクレジットカードは使えない。100円均一の店で買い物をすると消費税の存在感がある。

夕食は質素なアサリ鍋。最後はうどんをいれて平らげる。大根の下茹でだけを済ませて今シーズンはじめてのおでんの準備。

売りに出すレコード・CDを抱えて京都へ。いったん実家へ帰り、食事をとたあと100000tとワークショップでLPCDを売却して9,000円。19時から磔磔。CHU-KOSAKA LIVE with OLD FRIENDs Vol.1茂忠(小坂忠×鈴木茂) at 京都磔磔。去年の今頃、癌の大手術からの復活ぶりが目覚ましく、若い頃のレコードと遜色のない力強い歌声と余裕のマイクパフォーマンス。癌がたくさんでガンダ〜ラ。きょうは早めにリハーサルをしたからもう磔磔じゃなくてクタクタだよとオヤジギャクも快調。前にみたビルボードではいくぶん畏まっていたが、ここでは違うリラックスした雰囲気であった。終演後、ほうろうにサインをもらって帰る。