連休最終日。ひきつづき家の中で過ごす。本を読んだり、雑誌を捨てたり、売りに出すレコードを選んだり。
半額で買ったベッピーノオッチェリというヤギのチーズを食べはじめる。なんでかブドウの搾りかす入っていて酒もふんだんに使われている珍品。これだけ食べてても酔いそうなくらい重厚で個性的なチーズ。

外出はなし。鯛ご飯をつくるなど。

スピーカーの真ん前でレコードを何枚か聴いていたら、細野晴臣 HOSONO HOUSEの初期プレスには「薔薇と野獣」の後半、家の周りを〜あたりで明らかにテープのつなぎ間違いのような、変な声が一瞬入っていることに気づいた。AppleMusicではきちんと消されている。

斉藤真理子「韓国文学の中心にあるもの」がすごくおもしろい。

朝から暑いがぷらら天満へ。夏は桃が安くて和歌山産のものが1ケース(12玉)2,000円。いちじくも今が旬のよう。

P&Bでは目当てのバゲットは売り切れていたが、リコッタチーズとはちみつと黒胡椒をかけて食べたら最高に相性がよくおいしかったと激賞する。食パンと菓子パンをいくつか買い、ビッグビーンズで買った酒とともに公園で食べる。

連休の中日は有給でつないだ。朝から妻の検査結果を聞きに病院へ。予約していたにもかかわらず1時間半以上の待たされたが、職場からのメッセージ対応で手持ち無沙汰になることはなかった。診察の結果は聞いても対応のしようがないもやもやが晴れないもの。コンビニでビールを買って靭公園で飲む。それからタカムラでワインやチーズを買い込んだあと、久しぶりにラーメン香澄で昼食。外はあまりにも暑く荷物も多かったので阿波座から電車で帰宅。

連休初日は京都へ。有次に依頼していた包丁を回収し、pelgagでカレーを食べてから、京阪で出町柳まで移動し正定院へ。ひとりでする墓参りは人生初。しきみと線香を買い、墓の周りを掃除して供えた。

午後から出社して外部の会社と打ち合わせ一本。参加メンバーの影響もあり、めずらしく終始落ち着いた会話であった。夜はおかしなラジオの収録に参加。使えるところはあっただろうか…

brian wilsonのInstagramでlamont dozierの訃報を知った。あの二人にはなにか交流はあったのだろうか。モータウンでのH-D-Hの曲は意識しなくても流れてくるし、ソロアルバムもよく聴いた。

昼食はきのうのプルコギの残り。夜はうどんをささっと食べて、自転車でシネ・ヌーヴォへ。大島渚監督「少年」を観た。

夜、メルカリ発送のついでにPCR検査。こんかいの会場は検査会場の看板などは一切ないきれいなオフィスビルの一室だった。装飾は凝らしているが暗めの照明で、弁護士事務所でも入ってそうな雰囲気。内廊下からは各テナント内部の様子はわからない。なぜこんな場所でひっそりと検査しているのか不明ではあるが、補助金は検査会場を設置するだけでまとまった額が入るのだろうか。夕食はプルコギ。

マンションの部屋の中にどこからともなく小バエがやってくる。排水溝が淀んでいるわけでもなく野菜が腐っているわけでもなく原因は不明。小バエの寿命は10日程度というのでいつの間にかいなくなってくれればいい。ふと小バエの歌を思い出した。

オレンジジュースに突っ込んだ 小バエの羽がばたついた 生きるって超せつなかった もう好きじゃなくなったのかな

大森靖子 エンドレスダンス

海苔がたべたくなり、昼も夜も手巻き。具材は刺し身も用意したけれど、結局シーチキンマヨネーズとキムチ、みつばの組み合わせにすべてをもっていかれる。日本酒というよりビールが合う感じでおいしい。やっと寿司桶が活躍できたことにも満足。
今日も暑くて洗濯物がすぐ乾く。平野啓一郎「死刑について」を読み終える。メルカリでレコード1枚購入。

朝から買い出し。魚屋ではカマスの刺し身が食べたくなり2匹買う。それから売り場で光っていた高級な鯵1300円も。市場の人では少なめかもしれない。いつも買っている鶏肉や「鳥ぴん」は臨時休業。それでもやはり活気があり、「きょうははりはり鍋や。といって大量に水菜を買うおばさん」「社長、いま空いたその発泡スチロールの箱くれへん?」など、そのへんでらしい会話が飛び交う。
帰宅後、魚の下処理をしたあともさらに買い出しへ。P&Bでバゲットと食パン、ビッグビーンズで半額のリコッタチーズなど、レッドボーンでは薦めてもらったcraig davisを。ポドカープではワインを2本。完璧に食事の準備が整ったところで。ちょうど授業を終えた妻と食事。刺し身に始まり、バゲットとリコッタチーズ、フェンネルペーストをベースにした料理があまりにもおいしかったので、すぐにワインもバゲットもなくなってしまった。韓国から送ってもらったはちみつとワインの相性もいい。だらだらと長い食事を楽しんだあと寝落ち。夜中に起き出してふたたび午前4時に再就寝。