昼からなんばへ。妻の海外出張に備えて無料のPCR検査を受ける。雑居ビルの一室。検査は韓国人スタッフが一人で対応していたが、もうそれで十分捌ける程度の検査数なのだろう。こんかいは鼻に棒を入れるのではなく、唾液を採取するタイプ。なんなく簡単に終えアンニョンヒケセヨ〜を披露して去る。
道頓堀はひさしぶりに人がもどってきていた。橋の上から満席の道頓堀クルーズに手を振って見送る。コンビにでビールを買い、軽く酔っ払いながらウィンズ難波で安田記念などを適当に買いすべて外す。ギャンブラーたちは意外とみな静かにレースを見ていた。

遅めの食事は骨付鳥 一鶴で。ホストクラブ街でもある宗右衛門町という立地ということもあり、近くの客の会話が面白い。赤裸々で無防備で遠慮がない。あきらかに水商売系の若い女二人組は食後にテイクアウトの注文をした後、やや唐突に「お兄さん男前やな!」とかます。男も笑って余裕で答えるあたりさすがである。多店舗展開する骨付鳥 一鶴とはいえ、ここにはここだけの生き方があるのだ。

夕食は南森町の酒や肴 よしむらへ。ここもカウンターのみの9席。地味ではあるがふきの炊いたんがおいしかった。焼き物も時間をかけて丁寧な仕上がり。客層は常連が多いと思われるが、この日はお店の雰囲気とは合わない新規客が多く隣りに座っていた男女の会話をききながら、自分も言葉の選び方には注意したいと考える。いい大人がクソうまいとか言ってはいけません。2件目はコメノハナへ。日本酒を買って帰宅。

誕生日休暇。昼からはP&Bでパンを買い、70Bで椅子を買い、ルービックレコードでも2枚買う。
夕食はもともと近所にあった居酒屋「蔵酒」の移転先へ歩いて行く。カウンターのみ6席のこじんまりしたお店。お店の名前も変わってマキショウとなった。昼から営業している店で、すでに2組の先客が落ち着いた会話をしながら飲んでいる。BGMは落語なのが独特な雰囲気。いろいろ注文した中で、穴子の肝と山椒のパテが特に目新しくおいしかった。熱燗にした酒がすすむ。剣菱もこんなに変わるとは。
夜の公園では酔っ払った恋人どうしが写真を撮っていた。色鮮やかな遊具が街灯に照らされていい雰囲気。

自宅の2Fが暑くて今季初のクーラーを入れた。夜はeisakuのzoomストレッチ1時間。そして深夜から誕生パーティー。ケーキを食べて花をもらってプレゼント交換をして酒を飲む。おめでとうありがとう。

メルカリで買ったベルベットジャケットが届いた。JIL SANDERのほぼ未着用の美品。たしかに美品であった。少し心配だったサイズもぴったりで大変嬉しい。
夜は近所のインド料理屋 シヴァヤで食事。インド人と日本人の夫婦と思われる方が店主なのだろう。異国と日本の情緒がただよう内装で、インドの酒とかのかがなんとなく並んでいる。いわゆるローカライズとは違うおちついたムードは実家感ともいえる、なんとも気楽な心地よさがある。料理もインドの家庭料理というのはこんな感じなんだろうと思わせる味。
帰り道では妻がドラッグストアで買った荷物を鞄の中にいれたとき、ストラップが外れてしまい鞄が解体した。取っ手とベルトだけが手元に残り、チリーンと音を立てて夜の交差点へ行方をくらませる軸受の金属棒。こんなに簡単に壊れるものなのか…という驚きにとまどいつつ、気を取り直して軸受の金属棒の探索のため腰をかがめ携帯のライトで照らす。近くにあるはずなのにすぐには見つからず諦めかけたころに運良く発見できたのはよかったが、この奇妙な姿は信号待ちの人にも目立ってしまうもので通りすがりの人に一緒に探してもらうなど、ありがたいやら気まずい時間をすごした。夜の交差点での濃密な30分。中古で安く買ったGUCCIのバンブーバッグにはまた忘れがたい思い出が加わった。

コロナ感染による保険の補償金 約10万円がようやく入金された。自宅療養でも入院扱いになるという現状の規約は、無症状陽性者にとってはかなりのローリスク・ハイリターンな可能性があるのではないか。と誰もが思うだろう。保険加入者にとっては無症状でも無料PCR検査を頻繁に受ける意味大きい。
米がなくなったので、佐渡米30kgをインスタのDMで発注。前回は直接もってきてくれたが、今回は送料無料でお届けします!という謎の返事が来た。30kgの米、送料いくらなんだろうな。彼が今どこに住んでいるのかよくわからない。会社は辞めたという。
昼食はチャプチェ丼。夜はミネストローネの残りとカンパーニュを軽く食べた後、スーパーへ買い出しときつねうどんを食べて買える。うどん屋でだされた丼は黒で当然、出汁の色は見えないもの。これはうどんの白さを際立たせたかったあまりの選択なのか?!。きつねうどんだったせいもあるかもしれないが出汁の味は濃いめ。

夕方から強い雨。またまたメルカリで買い物。ハイブランドも中古品ならユニクロよりも安いというのが楽しくてついつい。妻も2着購入。支払いはメルペイスマート払いという借金です。夕食はカレー。

HERMESではじめての買い物。商品のどこにもプライスタグがないのがすごい。スタッフはみなそれぞれのスタイルでスカーフを巻いている。VIPが奥の部屋で薦められるがままに洋服を試着し買っていた。
閉店間際のデパ地下でワインと半額の刺し身を買って電車で帰宅。刺し身盛りの日々が続く。

市場で見つけたウニの木箱が半額だったので強い気持ちをもって買う。3000円が1500円。さらにバフンウニも2個。こちらの単価は200円。鯵は頭を落として内蔵と鱗も取ってもらった。

会社の仕事が忙しい盛のときに取る有給休暇。午前は1,000通以上の郵便物を持って郵便局へ。それからシネ・ヌーヴォで映画3本。MEMORIA(監督: アピチャッポン)、流れる(監督: 成瀬巳喜男)、太夫さんより 女体は哀しく(監督: 稲垣浩)。
夜中に酔っ払って帰ってきた妻らと自宅で宴会の続き。しらふのまま寝ようとしていたので気持ちを切り替えるためには気力が必要だった。