だいぶ涼しくなった。ワクチン接種の副反応もほぼ消えた。注射したところに若干の腫れがあるくらい。部屋のスピーカーの位置の変更。音よりも収まりのいい場所を選んだ。出汁パックをつかった温かいうどんがおいしい。

有給休暇の月曜日。ワクチン接種の副反応が出始めた。37.5度の熱とだるさ。ドラッグストアで解熱剤のアセトアミノフェンを求めたがどこも品切れ。薬剤師からは代わりにイブプロフェンはどうかと提案されたが、現在38度の妻からはNGのLINEメッセージが届く。何が違うのかよく理解していないが、レアな薬を探すというミッションは燃える。何件か探しまわってようやく買えた。

平日でも区役所は混んでいた。ゼー六でモナカアイスを3つ買って帰る。

日曜日。昼から電車にのってインテックス大阪へ。2度目のワクチン接種を済ませる。

インテックス大阪への道のりは高層ビルのみが立ち並ぶ殺風景なもの。歩道は雑草で荒れ果て、人の気配はない。ただただ空疎な街の印象を受けていた。今回も用が済んだらまっすぐ帰ろうと思っていたが、コスモスクエア駅から見えた海沿いの人の群れが気になり、シーサイドコスモという公園に立ち寄ると、みな釣りをしているのであった。しばらくみていると、鯵がよく釣れるよう。付きそう子どもも魚に驚くことなくおちついて生きた魚と接している。このあたりでは大人も子供も釣りは身近な遊びなのだろう。盆地育ちの自分にとっては目新しい景色で、このエリアの認識が更新された。コスモスクエア駅には家族連れが多い。インテックス大阪の奥には学校がたくさんあることも知った。

インテックス大阪は今後「野戦病院」あらため「大規模治療センター」になるとのこと。

大阪府は、新型コロナウイルスの感染者を受け入れる1000床規模の臨時医療施設について、これまで使用してきた「野戦病院」という名称は使わない方針を固めた。戦時中を想起させ、「イメージが悪い」(吉村洋文知事)と判断した。府は9月中の開設を目指す方針だ。

大阪府が臨時医療施設の整備を検討しているインテックス大阪(読売ヘリから)を想定している。

 しかし、府幹部は「野戦病院の名称では、看護師も府民も集まらないのではないか」と懸念。吉村知事も2日の定例記者会見では、「大規模治療センター」と表現。9月中に開設する意向も示した。

土曜日。午前中は強い雨。上本町まで谷町線で出かける。ドラックストアで解熱剤を探したが、売り切れになっていた。明日はインテックス大阪で2度目のワクチン接種へ。

日曜日。あまりにも日差しが強く暑いので、濱口竜介監督の新作「ドライブ・マイ・カー」はを観に行くのは延期。9月1日の映画の日に行ければ一番いい。

寺尾紗穂「原発労働者」を一気読み。3.11以前の平時の原発労働とはどういうものかをテーマにしたルポ。原発の肯定/賛成の分断を煽るようなものではない。原発労働者への取材で引き出した飾らない言葉からはお互いの信頼関係が分かるもの。原発労働に携わる前後のストーリーまで含めた語りがあることで、遠い他人事ではない市井の人びとの声、身近な自分事として届いた。

土曜日。朝はまずパン屋へ。近くの中央分離帯ではまだ無料のPCR検行われていた。もはや陽性となったところで、治療のためになにができるのか。という状況ではあるが。一時帰宅したあと、ぷらら天満へ。ホッキ貝、ニシンの刺し身、小さいハリイカ、徳島の鯛など買い込む。山盛りのいちじく299円が安い。

鯛は酢じめ、マグロの切り落としは漬け、あとはカレーをつくっておく。はじめてたべたニシンの刺し身(400円)は脂が乗っていて美味しかった。サクになったものをそぎ切りにしただけ。骨は気にならない。刺し身じょうゆでもいいけれど、土ショウガとネギを入れてカツオのたたきを食べるようにするのもよさそう。

金曜日。一日中強い日差しで暑い。仕事は久しぶりに外部とのメールのやりとり。昼は中華風そうめん。夜は音凪のテイクアウトで。

前日の夜に着たタンプトップは翌朝すぐには着替えず、昼食まで着てから着替えている。食事の前後はひどく汗をかく。

山下達郎のアルチザンのレコード(2LP)が届く。これは当時の新譜としてよく聴いた。カセットテープにダビングして手書きで曲名を書いてという時代。 「ターナーの汽罐車」の罐に手こずった。初回特典の応募券で7インチレコードの応募と鈴木英人のグッズにも応募する。

定価は4400円税込み。最近の価格帯としては5500円が多いのでかなり安く、買う方としてはありがたいが、販売店の取り分が少ないと話題になってもいた。

昼から出社。妻は病院へ。熱があったので屋外での対応になったという。夜はeisakuのストレッチ1時間。

THE ROLLING STONESのドラマー Charlie Wattsが逝去。チャーリー・ワッツについてはメンバーの中に一人毛色の違う人がいる…。くらいの思いしかなかったが、もともと広告代理店でデザイナーをしていたというのは今回はじめて知った。

初めてのローリングストーンズは、tatoo you(1981)のCD。高校の頃、寺町通りにある「アビス」という店で買った。たしか1200円だったと思う。ちょっと変わったお店だったので、故人よりもお店のほうを思い出した。京都アビスは2017年に閉店されたそう。お世話になりました。