土曜日。朝から京阪に乗って京都まで。髪を切ってもらって、同じ建物の1Fで食事。ケーキとコーヒーもつけてわりとゆっくりすごす。そこから100000t、ワークショップレコード、誠光社に寄って國田屋でハイボールを立ち飲みしてワインを1本持ち帰りというのが最近の京都の定番コース。買ったレコード、本は合計7000円。大阪から持ち込んだ買い取りは3000円。國田屋では立ち飲みの常連客(70歳くらい)が店主の婆さんに「俺もついに羽毛布団を買ったぞ」とか、「バイオリンを持って練習にいったのにコーラスの人数が少なかったら歌ってきた」だの、些細なことを話しかけているのが微笑ましい。丸太町から京阪で帰る。

朝、職場の裏口の階段を登っていくと、手すりが大きく変形しており、どういう事故があったのか不思議に思っていたら昨日の夜、飛び降り自殺があったという。どんな方かは知る由もないが、同じマンションの住民であり同じエレベーターを使っていた人ではある。つらい気持ち。合掌。
ヤフオクで落札した憂歌団の生聞59分が届く。ライナーはタモリ×相倉久人。

雨の予報ではあったが、行き帰りは傘いらずの曇天。昼食はそぼろ丼の弁当。夕食は最近気に入っている豚肉のステーキ。とても安くて豪華な気分が味わえる。付け合せはパプリカとじゃがいも、野菜スープとまん福ベーカリーで買って帰ったバゲットも添えて。Steve Kuhn, Gary McFarland – The October Suiteを聴く。

職場の窓が網戸もせずに全開になっていたせいもあり、まだこの季節にも蚊がいることが確認できた。かゆい。19時退勤。スーパーに寄って、カーネーションのチケットをコンビニで買って帰る。
夕食はあさり鍋。出汁がおおかったので、雑炊の前にうどんも食べた。雑炊のあての漬物はキムチ。芯の部分をかじりながら食べるのもなかなかいける。鍋はきれいに平らげて満腹。しみじみおいしい味であった。JAMES BLAKE(album)と、井上銘、GUIROを聴いて寝る。

日曜日。遅めの起床。台風はそれて雨の予報もふきとび、暑くて日差しの強い一日。朝昼兼用のカレーを食べて夕方まで部屋で過ごした後、ディスクユニオンを経由し、テアトル梅田で「三宅唱監督 きみの鳥は歌える(原作 佐藤泰志)」を観る。札幌の夏、かざらない3人の肉体。とくに染谷将太のぷよぷよした腹がなまなましい。
グランフロントで寝具などを買い、夕食は市場寿司で食べて歩いて帰る。

3連休最後の月曜日、昼から阪急にのって神戸へ。天気が良かったのでカメラ日和。三宮駅からぶらぶらと海の方へあてもなく歩いていったらちょうど神戸税関にたどり着き、入り口の大きなぬいぐるみ(カスタム君)と記念撮影とばかりに遊んでいたら職員の方に誘われ一般公開されている展示室・中庭・壁画も見て周る。ここは昭和2年に建てられており、クラシカルな塔の吹き抜けや円柱でつくられた床面などは見ごたえがある。GHQが描いたとされている壁画については近年になって雲の形にトリミングされており、その大胆さはこの絵には価値がない。という確信を与えてくれる。向かいの建物はKIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸で、あのハッピーアワーでPORTOのワークショップが撮影された場所。来月はハッピーアワーの上映会と濱口竜介監督を招いてとトークがあることを知った。海沿いを歩き、旧居留地でケーキを食べ、洋服ととレコードを買い、ひょうたん餃子を食べてJAMJAMでジャズを大音量で聴いて帰宅。