ジムのサウナでみたテレビでアイドルが選ぶアイドルの曲というのをやっていた。1位には松浦亜弥が選ばれていて桃色片想いの映像が流れた。あの表情と身振り手振りはたしかに理想的なアイドルの完成形。子どもからも好かれそうなタイプの。音楽は60年代後半のガールズポップスの香りも漂い馴染みやすく彼女のアルバムはレンタル屋で借りてダビングして結構聴いた。そんなふうにアルバムごと聴いたアイドルは松浦亜弥と広末涼子だけだった。正確な曲名は♡桃色片想い♡。2002年の曲。あのときの彼女が中学生だったのか! 風邪の完治はまだもうしばらくかかりそう。しかし20時まで働いていてしまった。
体調は日に日によくはなっているが、まだすっきりはしない。咳と痰が続く。昨夜妻は38度まで上昇。たしかに暑かった。今日は平熱。
同僚の家でホームパーティーの予定だったが、さすがに体調が回復しないのでキャンセル。ピークは済んだと思えるが、もう一息。妻はまだこれからピークにむかうところ。ゆっくりと本を読んだりレコードをきいたりするだけの週末になった。身体はだるいが、ふたりとも酒を飲む元気はある。
午前は休もうかなというくらい、風邪の症状があったが気力で出社。1日中鼻水を垂らしていた。妻にも徐々に風邪の症状が現れ始めたがまだ余裕がありそうだった。それでもスポーツジムで風呂だけは入る。王将で生餃子4人前をテイクアウト。割引なしで買ったのは久しぶり。
定時に退勤し、夕食は、ふらっとはいった担担麺 千華 西天満本店へ。担々麺も美味しかったが、別の顔もあることがわかったのでまた再訪したい。みただけで美味しそうな仕込みを見せてもらった。
風邪の身体を引きずって歩いてライブ会場へむかう。
NOON+CAFEの前はよく通ってたけど、あんな奥まったとこにステージがあるなんて知らなかった。インダストリアルな内装、照明を落としたステージ、そして頻繁に響き渡る電車の音がアメリカーナに似合う。M.Ward Japan Tour 2025。会場満席。
時間給を取って京都拾得へ。京都・拾得 吉田省念マンスリーライブ「黄金の館 No,118」
出演 シャッポ 吉田省念x伊藤大地 開場 17:30 開演18:30 前売り¥3,500当日¥4,000
ただでささえ話題性の高い主演者に加え、小山田米呂のゲスト出演もあっておどろいた。客席には誠光社店主やムジカジャポニカ店主、マッスルNTTの姿もあり。
きょうは細野晴臣が来る可能性もあるだろう?と、レコードを持参し淡い期待をしていた柴田さんも面白かった。
先輩ミュージシャンの演奏はさすがでした。
雨が強めに降り出す。昼すぎから谷町線に乗ってディスクユニオンへ。それからテアトル梅田にて「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」を観る。あのテノーリオジュニオールについての映画が作られるなんてすごい!というだけの期待値だったが、思っていたよりもずっと面白かった。ドキュメンタリータッチのストーリーラインをアニメで描いただけでなく、ヴィニシウス、エドゥロボ、ジョアン・ドナート、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメント、ジルベルト・ジル、バド・シャンクなどボサノヴァやMPBの重鎮の肉声も多く、テノーリオジュニールとの貴重な交友や当時の音楽シーンが蘇る。妻はこの監督の前作を韓国で観ていたらしい。
帰りは映画館のそばにある立山というお店で餃子を食べる。とても人気で並んだがおいしい。また映画の後に訪れたい。
警官や警備員に歯向かう中年を二人も観た。
春は温度差が激しく夜はまだ肌寒い。
昼から妻と京阪にのって京都へ。鴨川の河川敷に人が座りだす季節になってきた。昔ほど等間隔というわけではないが、まだすこし肌寒いにもかかわらず人は多い。
古着屋で買い物をしてから母と予約してもらっていた満常で天ぷらを食べる。団体客+我々3名という店内、席は空いているが新規の客は入れない。というところに凄みを感じる。
帰りは建仁寺の夜桜を見ながら歩いた。
革靴で長時間歩くことにも慣れてきた。足が靴に馴染んできたのか。
麦くんはどうしてあんな急激に仕事に打ち込んでしまったのだろう。そして結婚を急いだのだろう。という話をGPTにしたら盛り上がって2時間がたった。
退勤にあわせて天気予報どおりの雨が降り出した。雨が止むのは23時ごろです。雨に打たれながら自転車こいで帰って洗濯。スポーツジムはパス。
食事と飲酒を終えベッドで妻と「花束みたいな恋をした」を観た。脚本が坂元裕二ということ以上に、三宅香帆が「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を書くきっかけになった映画として観た。あらかじめ引かれた補助線を意識しながら観ていたが、それだけではない面白さもあり、ある種の人は確かに身につまされる。一人で観ていたら泣いてしまっただろう。ただ、麦くんはどうしてあんな急激に仕事に打ち込んでしまったのだろう。そして結婚を急いだのだろう。