自宅でつかっているグラスに山盛りの氷とウィスキーを注いでそのまま近所の公園まで外出してみました。歩きながら飲んでいると氷がグラスに触れる音色が涼しげです。紙やプラスチックのコップでは得られないこの体験には思いのほか開放感が感じられ、大げさにいうなら自分の既成概念から解き放たる気分であります。

富山の氷見のHOUSEHOLDという小さな宿

新婚旅行のイタリア行きが不可能になり、国内旅行にきりかえたとき、最初に候補にあがったのが、オープン当初から気になっていた富山の氷見のHOUSEHOLDという小さな宿だった。最初に知ったきっかけは、仕事でホテル作りの参考になるようなものを探していたときに見つけたウェブの記事。そこにはわかりやすく書かれた宿のコンセプトと、静かなエリアに生まれた新しい息吹を感じさせる宿の写真が、若いオーナー夫婦の気持ちとともにのせられていて、自分は「ああ、これはもう呼ばれているな。」という感じで、心のブックマークにいれていた。刺さる人には刺さる記事からすこし。

”正面玄関”の観光ではなく、”勝手口”から始まる旅

家庭の、まちの中の日々の営みを「料理」を通して知り、楽しむ。旅先のホテルや旅館でプロのつくった食事を楽しむのもいいけれど、その土地の旬の食材を手に入れ、自分たちで料理する。HOUSEHOLDはだれかの家の勝手口から台所におじゃまするような感覚でまちを楽しんでもらうことがコンセプトの宿です。料理をすることそのものがこのまちの豊かさを一番味わえる。そう考えこの場所をはじめました。

なかなか挑戦的であり独創的である。そしてこれはオーナー夫婦以外の誰かの夢であり理想でもあるだろう。なんかこう初々しくって眩しくて少し危うくて勢いがあって、とにかくその人を動かす文章に打たれた。

と、多少構えて向かったHOUSEHOLDだったけれど、当日は近所の寿司屋で食って酔っ払ったままチェックインをした我々を、豪快なカジュアルさで迎えてくれた予想以上に若い夫婦に迎えられ(以下省略)

写真は突然の激しい雹のあとの屋上からの景色。海と山と低い瓦屋根に反射する光。これが氷見。またいってみたいところです。

連休初日。とても天気がいい。市場に行こうかと思ったが、気力が湧かず一日部屋で過ごす。

短い靴下で快適な季節の到来。いちおう明日からGW。特に予定はない。メルカリで売れた本を1冊出荷。LEE KONITZ/WARNE MARSH のアルバムを3回繰り返し聴いた。新緑の季節によくあう。