夕方から美容室できいた図書館戦争の舞台となったという西武図書館へ出かける。図書館の営業時間は17時までと思い込んでいたが、ここは20時までやっているのがすごい。円形の建物の周りには広々と芝生で覆われており、その外周も回廊になっていて美しい建物である。ときどき走っている人もいたりして、図書館としてだけでなく公園のような趣もある。2階建ての内装も見応えがあった。ただし、蔵書数は県立図書館と比べると多くない。

自宅から西武図書館までの道のりは険しく、最寄りの電車駅からでも歩いて行くには無理があった。細い道に行き交う車の多さ、街灯がまったくないことなど、歩行者にとって心細く不安になる環境で距離以上の疲労感。17時になればあたりはもう真っ暗になったが、下校中の学生集団はなんともなしに歩いているのが都会にはない光景で新鮮にうつる。

暗い道を歩く中、唐突に現れたとんとん生餃子ののぼりが物珍しいので引き寄せられて買って帰る。水戸の人は「すいません」の代わりに「申し訳ないです」ということが多いように思う。

県立図書館で借りた本は市立図書館で返却できなかったので重い4冊の本は持ち帰り。