久しぶりに21時まで働く。
著者から反応があると売れしい。いい本でした。秋峰善 夏葉社日記
善行堂さんで『夏葉社日記』を……ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです!! https://t.co/T0sGMDb0su
— 秋月圓|『象・近場』発売中‼︎ (@shugetsuen) May 18, 2025
岩根家住宅酒蔵映画祭「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」監督 小津安二郎 1932年作品。弁士:遊花、講師:濱口十四郎。約100年前の映画を観て大ウケの幼児もよかった。すごくいいイベント。
週末作っておいた小料理をテーブルの上に広げて妻と夕食。地味な皿だが酒が進むいい味であった。そしてAsoto Unionの話で少し盛り上がった。こんな音楽が2003年にあったと知っていたらもっと早く韓国に出かけていただろう。自分が初めて行ったのは2011年2月だった。きっかけは少女時代。あのときはウォンが安かった。
昼からテアトル梅田でLa bête けものがいる(監督 ベルトラン・ボネロ) レア・セドゥを観た。146分、レア・セドゥを観続けた。それだけでよかった。終演後のエンドタイトルはQRを読み取ってください。という方式。共同監督としてグザヴィエ・ドランの名前を久しぶりに見た。人形のアトリエのシーンなど、とてもらしい。
映画のあとは立山で餃子。奇跡的に並ぶことなく入店。そしてやっと念願のエビ餃子を食べることができた。ぎっしりつまったエビの。鶏餃子と柚子胡椒もおいしい。腹八分目で退店し、そこからディスクユニオンを経由してさらに歩いてすし政へ。店内は常連のおじさん一人とチェコからの観光客4人という珍しいパターン。クロストークはなかったが、帰ろうとした常連のおじさんに声をかけると、日本にくる外国人観光客について歯に衣着せぬ意見がとびだし、それをいろんな含みがありそうな顔をしながら黙って見つめる店主(90代)がよかった。おじさんは西成でホテル業を営んでいるというので、それなりにいろいろなものを見てきているのだろう。「うちのホテルはスイートで2200円や」とのこと。
怪我で入院していたお母さんは明日退院という。おもったより長引いたけど、よかったですね。
小雨が降る中、コンビニで買ったアイスを食べながら天神橋商店街を歩いて家まで。
ぷららてんまで始めてみた食材。小メロン。一個10円だったので、とりあえず5個ほど買った。これはメロンの育成途中で間引きされたものとのこと。間引きという育て方の合理性は小学校のころの教育において驚いたことベスト3に入る。なんという残酷さ、厳しさ。みな平等に成長させることが是とされない社会あることを知った。小メロンは薄く切って塩昆布とあえてみた。きゅうりよりは食感がシャキシャキしていてこれはこれでおいしい。ほのかな甘味。メインは鮎の串焼き。肝は魚も鶏も同じ味がする。きっと人間も。
酔いがさめた頃、チョコザップで30分走って汗だくになってシャワー。
夕食はP&Bのバゲットにリコッタチーズを塗って、生ハム、ポークリエット、サーモンを乗せて食べる。大層美味しくワインとバゲット一本が軽く空いた。これほどのレベルの食事が簡単に家でできてしまうのはありがたい。
昼休みの昼食時、馴染の店でひとりたべていると、なんか寂しそう(笑)と言われてしまう。妻とは今晩一週間ぶりに再会。おつかれさまでした。
退勤後、友人と北浜の居酒屋のカウンターで食事。はじめていくお店だったが、子持ちカレイの煮付けなどすべてがおいしくてとても満足した。盛り付けも美しい。米ナスはコメナスではなく、ベイナスと呼ぶということも学んだ。中年もアップデート。
昼からシネ・ヌーヴォへ自転車で。おかあさん(監督:成瀬巳喜男) 1952年 出演:田中絹代 香川京子。
幾度となく笑い声が上がるような楽しい場面もあるけれど、全体的にスカッとしないのがよいと思える映画。行ききれない香川京子と疲れた顔の田中絹代がじんわり印象に残る。
会場はこの日も満席。成瀬巳喜男は想像以上に集客力があるのだった。
夜は歩いて音凪で金森幸介ワンマンコンサート 静かな音楽会2025 ~祭りの音が去った後に~。今年で最後となる春一番に出演した際、加川良の息子gnkosaiとも演奏した話や有山じゅんじからの深夜の電話など、いい調子で演奏はすすむ。福岡風太との不穏な関係から最後の言葉まで赤裸々に、しかし最後には笑って終わらせる芸。店内は満席。金森幸介74歳。わたし45歳で最年少。
帰りは強い雨が降り、少し肌寒い。
自宅のエレベーターで乗り合わせた知らない人から別れ際におやすみなさい〜と言われて、咄嗟に返す言葉がなかった。
こどもの日。実家には立派な五月人形が飾られていた。甥っ子たちは喜んだだろうか。かつて自分もこんなに大層なものが与えられ祝福されていたのだと思い返す。母と生活用品を買いにバスにのって行く。それからタクシーに乗って友人が紹介していた大宮商店街にあるひそやかな珈琲山居で休憩。カウンターに20代のカップルがいて、今なってるのはセロニアスモンク。ピアニストだよ。とか言ってて微笑ましかった。お店の本棚の一番目立つ場所には鶴見俊輔の本。雲の上をもらって退店。夕食はそこからすぐの鳳飛へ。開店直後に行ったつもりがすでに満席で1時間待ちだった。店内での食事の注文は入店時のみなので少し多めに注文し、それからコンビニで買ったビールをのんだりして腹をすかせつつ時間をすごしようやく入店してからも30分ほどたくあん二切れでビールを飲み続けて待った。そしてついに出た料理、順番がめちゃくちゃすぎて困惑したがこの混雑具合なら仕方がなかった。それでも美味しかったので満足。やはりここのからし鶏はいいなあ。帰りはバスにのって京阪出町柳駅まで。酔っ払っていたので少し手前で下車して歩いた。