朝っぱらから隣の部屋の人が洗濯機の脱水でもしているのかと思ったけれど、しらべてみると意外と大きい震度4。おちつかない。退勤後、水戸駅に隣接したビルの10Fにある和民とサイゼリアに寄って帰る。和民の焼き鳥は生臭く、あまりの不味さに口から出して捨てた。サイゼリアはわりとよかった。アラビアータと村上龍が絶賛した生ハムと100円の白ワインを飲んだ。何でも安い。

「連休の間に内原のAEONへ行ったよ」というと、わたしもわたしも。という声が周りから出てなんだかおかしかった。みな遊びに行くところは一緒。

通販で注文していた野田琺瑯のヤカンがとどく。

退勤後、コンビニで缶ビールを買って駅まで歩く。9:30に帰宅し、ふたたび仕事を始めると、小さい地震。結構揺れる。落ち着かない。

IKEAの架台とD2の板切れで作った机にiMacを乗せて仕事もネットもできる環境がやっと整った。仕事の電話、家族と電話、オンラインショッピング、スペインの宇宙食を再読。この頃の菊地成孔の文章は嶽本野ばらのような言葉遣いがあったり、妻のことを書いていたりするのでした。初版は2003年。この本を読んで、リッツ・カールトンのシャンタオにいったことなど思い出す。

巨大ショッピングモールAEONがあるとなり駅の内原まで電車でいく。小さな駅を降りると乗客はみな導かれるように同じ道を歩いて行くのがおもしろい。電車の沿線沿いに歩いていると、京都音楽博覧会のときに京都駅から梅小路公園までの道を思い出した。まるでフェスの会場に向かうような若い面々。

1Fのフードコートはどの店も満席。食べ物はわりとおいしかったが、ショッピングモールでは当然子供連れの家族が多いので、大人が楽しめる味と雰囲気を両立させるのは不可能。食事中には震度4の地震があり緊張が走った。無印良品とユニクロでひさしぶりに買い物。それからTOHOシネマズで「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」を観る。宮藤官九郎作品、向井秀徳の音楽も含めて面白かった。集客入りもよく、ポップコーンやドリンクを買っている人は大阪よりも多い気がした。帰り道、駅の券売機でSuicaをつくる。簡単すぎてびっくり。DVDでI’m not thereも観た。

雹まじりのゲリラ豪雨。外で食べたインド料理は量が多すぎて夕食はなし。空腹すら感じなかった。

読み終えた本は古本屋にもっていくのが当然だったけれど、水戸に引っ越してきたのだから、もうそいういうわけにはいかない。残すか捨てるか。レコードにしても同じこと。大阪からの引越し直前のころは、売るためのレコードを探すために聴くということをよくしていたけれど、もうそこまでレ コードにプレッシャーをかけることもない。20時退勤。降水確率70%の予報だったけれど、雨に会うことなく一日を終える。

昨日の疲労感があまりにも大きかったせいか、定期を忘れて出勤。190円支払う。

9時から6時の電話対応にもなれてきたが、やはり集中してデザインの仕事ができる環境ではない。会社の営業時間が終わる頃に電話は鳴り止むが、そのころにはもう自分の気力も尽きている。

退勤後、缶ビールをのみつつ水戸駅まで歩く。電車は1時間まちだったので、その間、書店でゆっくり立ち読みしてすごす。帰宅後「ニッポンの音楽/ 佐々木敦」を読了。YMOの最盛期でも各メンバーは旺盛にソロ活動をしていたことについて、各々が自分を相対化する必要があったのではないかという考察があった。よくわかる話。いまこうして日記をかいているのも似たところがあり、新しい職場の環境に飲まれないように距離をとっている。弁当作りにも同じような効能あり。