休日出勤の日曜日。日差しはきついが少し涼しくなった。職場はぼちぼち引っ越しの準備。ごそごそと物を捨てる。退勤後は自転車で行きにくい大阪駅へ。いちばん近い駐輪場をさがしていたらどこも埋まっていて、うろうろ周遊した果にたどり着いたのはヨドバシカメラの駐輪場。百貨店での買い物は、スタッフは全員フェイスシールドを着用していて物々しいが、商品を物色していると普段どおり接客してくるので矛盾しているような、妙な感じがあるが笑えない。感染症があろうとも彼らは接客が仕事なのだ。ただ客は少ないのでスタッフの数がいつもよりずっと目立つ。自転車修理用にモンキーレンチを購入。
阪急百貨店では出入り口を減らし、来場者の体温を有人でモニタ監視する厳重体制。阪神百貨店でも同様。閉店間際の地下食料品売り場で割引になった寿司をすばやく買う。駐輪場で精算する番号の入力ををまちがえて2倍払ってしまった。

金曜日の休日。朝きいたレコードは、Mark Murphy – Sings Dorothy Fields And Cy Coleman。1曲目がI love my wife。昼からは灼熱の中、シネ・ヌーヴォへ。祖母が住んでいた一乗寺下り松が舞台(ロケ地ではない)の映画、宮本武蔵 一乗寺の決斗を観る。監督 内田吐夢。京都の景色は今もうないけれど、地名は変わっていないので地元を実感する。三条大橋、五条大橋、白河、柳馬場、壬生などなど。天下統一の野心があるわけでもないのになぜ人を斬るのかを聞かれて「わからん」と答える愚直な武蔵のキャラクターがいまも人気の理由なのか。クライマックスの一乗寺下り松での決斗シーンは、劇中最大の緊張感を漂わせた後、最後はやや笑わせる。商人の豪邸日本家屋の見事さ、夜、薄暗い暗い中でのお茶の席の美術も映えていた。佐々木小次郎役には高倉健。映画は満席で補助椅子で観た。上映前には上映中にもマスクをしてくれというアナウンスもあり。