昼から天牛書店で買い物。店内では古本好きの老人ふたりがかなり大きめの声で、あたらしく覚えることよりも忘れることのほうが多い。と話していた。中年だと入る量と出ていく量は同じくらいか。何もかもが新しく身についていく時期はもうとっくにすぎてしまった。これからはあの老人たちのように耳が遠くなり、声も大きくなっていくのか。ひとまわりして数冊購入。
江藤淳という人 福田和也
小さな町で シャルル=ルイ・フィリップ(山田 稔訳)
天国飯と地獄耳 岡田育

それからぷららてんまへ。北海道産のレフォールとかかれた太いごぼうのようなものが珍しかったので、聞いてみたら山わさびとのこと。レフォール、ホースラディッシュ、山わさび。いろいろな呼び名。ひとかけ250円。使い勝手はよさそうなので購入。早くも出回っている小ぶりの新じゃがもひと盛り100円と安い。魚屋では韓国産の鰤をはじめてみる。
帰宅後、ネットで見たやり方で鳥のささ身を茹でる。鍋を沸騰させたら火を消し、熱湯の中に鳥のささ身を7分入れて放置。冷水にとって完成したそれはたしかに絶妙な火の通りでぷりぷり。茹で汁は野菜スープへ。それからハンバーグをコネ冷凍したあとはTHIRD STONE 福島店へ。小西康陽と宮田ロウの弾き語りライブ。

社内の打ち合わせ2本。終えてもやっとした場合はその後の部内会議が重要である。簡単に流した重要な点について、おちついて振り返り。しかし仕事はつみあがっていくばかりでなかなかアウトプットが出ない。ジムのプールはレーンに2人でずっと空いている。2枚目の無料招待券をもらった。

韓国の親会社のようなところから来客があり、いろいろと話を伺う。組織としての力量や格の違いを見せつけられ、心地よい敗北感を味わう。

1月は日記おやすみ。最大のトピックは妻の家族の来日。結婚式以来、3年ぶりの再会となった。ワクチンの4回目接種も完了。2月からはスポーツジムを再開。

韓国語の宿題をしながらヘッドフォンでレコードを聴きく。有料配信で「小西康陽を歌う – まほろ座MACHIDA」を観た。それから少しアルバイト。再び1日中家の中。

韓国語の宿題をしながらヘッドフォンでレコードを聴きく。売りに出すレコードのいくつかピックアップ。前田エマ「動物になる日」を一気読み。

年末に市場で買った助子は白ごはん.comのレシピを見ながら煮付けにした。切り分けた身をくるっとひっくり返してやると、下茹でしたときに花が咲く。この一手間で小料理屋の一品になった。1日中家の中。

こないだ一緒に家で飲んでいた同僚が陽性になったので、午前は時間給をとり3人でPCR検査へ。検査方法は幾度にアップデートされていて、ずいぶん簡単になった。唾液をスポイトにいれたあとは、自分で唾液収納スタンドに差して変えれば終わり。すでに他人の唾液がズラッと並んでおり、なかなかの見応え。検査結果は夕方頃にでた。3人とも陰性で一安心。夜は韓国から旅行にきている妻の弟と彼女と一緒に中華料理を食べる。

ひどい内容の会議を経て、退勤後は近所の立ち飲み屋「よしだ」へ。満員ではあるけれど区切られたスペースで各々が静かに飲んでいる。いい店、客層。我々も注文以外はお店の人とは話さない。「こないだもらった4周年のシール、携帯に貼ってますよ!」と見せて笑みを交わしたのみ。

年内出勤の最終週。寒くなり、鍋をすることが増えた。それでも170円で買った半玉の白菜はまだなくならない。玄関で保管していると、少し成長もする白菜。真ん中の葉が盛り上がる。「小西康陽、小西康陽を歌う」の有料配信を観る。

クリスマス。特に何というわけでもなく、夫婦それぞれ美容室へ。電車の中では韓国語の授業の音声ファイルを聞いて過ごす。京都は少し雨。六曜社は店主がコロナ感染で休業。100000tで売り買い、ワークショップレコードで買い、帰宅後ふるさと納税でビールなど注文を済ませる。