お腹を空かせて家に帰ったけれど、あるのは餃子の餡だけ。キャベツを足してきょうもまた餃子をつつむ。23時、餃子が焼きあがる。肉と野菜の分量が整い、餃子らしい味になったが、焼き方がまだ巧くない。餃子の餡はまだのこってしまった。もうめんどうなので適当なソースをつくってハンバーグにしてみた。味はちょっと心配。

予報通り晴天。偕楽園の梅まつりに行く。この季節だけとまる臨時駅から賑わっていて、いつにない雰囲気。梅はちらほらさいている。満開は来週末だろうか。千波湖を一周して水戸から赤塚に帰る。

夕食は家で餃子をつくってみた。肉と野菜の量をみきわめられなくて肉肉しいものになり、焼き餃子よりも水餃子としての完成度が高いものになった。つぎはもっとうまくできるだろう。大量に餃子の餡が余ったので、明日も餃子づくり。

昼まえに起床。カレーとおでんをしこむなど家事をしつつ、夕方からスーパーへ。スーツもクリーニングにだす。6時からTVで映画を2本。ビートルズ前夜のジョンレノンを描いたノーウェアマン。育ての母親と、実の母親の間でゆれうごく思春期の繊細な気持ちと激しさ。エンディングでながれるmotherが感動的にひびくが、そこはセンチメンタルに陥ることはないよう演出されていてよかった。「OK。こっちのバージョンのほうが効果的でいいな。」と演奏後、けろっと吐く。ジョンレノンは自分のことにもシニカルなユーモアを忘れない人。

もう一本は、市川崑監督「愛人」。岡田茉莉子、有馬稲子。

一日中、強い風。視界が悪くなるほど砂埃がまう。持ち歩いているタブレットにもすぐにふりつもる。気温は高く、妙に温かい。偕楽園では明日から梅まつりが始まる。
家に帰ると玄関前においていたダンボールのゴミがいつのまにか消えていた。たぶん町内の人だろう。ありがたいというよりも、ちょっと行き過ぎたおせっかいではないか。という気持ちがまさる。
※後日、ダンボールは風で吹き飛んだだけだったことを知る。

展示会の映像制作にむけて、外部の制作会社のディレクターとデザイナーと打ち合わせ。内部の話をきくと、営業のいない純粋な制作会社で、みな出身はグラフィック。そこから映像やウェブなど手を広げていっているという。年齢は30代後半か。ある制作会社でキャリアを積んでいくと仕事は細分化して専門化し、現場作業から管理業務へ以降していくことが多いけれど、そうではなくて基本的にはワンストップで納品してしまうという。打ち合わせの担当者が現場製作者。そのせいかなんだか若々しい。

ポケモンイベント最終日。19時40分退勤後、ワインボトル片手に千波湖を一周。ミニリュウを一匹捕まえる(アメが8つ!)。夕食は豚肉もいれた具だくさんの中華スープ。トックもいれたのでこれだけで充分。Aladdinのストーブの上に鍋を乗せて食べた。酒を飲んだあとだとこれくらいがちょうどいい。

定時ダッシュで荷物受け取り。バルミューダの空気清浄機がとどく。プレゼントありがとう。届け物はもう一つ。前の同僚にあげたカーテンも不要になったとのことで福岡から2年ぶりに帰ってきた。さっそく取り付けてみたが、いまの部屋の窓には短い…。かなり不格好。

水戸芸術館へ「石川直樹 この星の光の地図を写す」を見に行く。TRANSITなど旅行雑誌でよく写真は目にしていたが、写真展は初めて。この日は石川直樹×森永泰弘 VJ+DJイベント「惑星の光と声」もあったので、それにあわせて行ったけれど当日券も売り切れ。写真の展示は部屋ごとに照明や音楽に工夫をこらしたインスタレーション。場所によっては写真撮影もOK。写真単体での鑑賞ではない、冒険家石川直樹としての魅力を体感できるものがあった。写真はすべてのものに中心がしっかりとあり、確かな視点が感じられる。大友良英とのコラボ演劇の映像作品「タイムライン」もよかった。

ポケモンのキャンペーンが始まって、相棒ポケモンと一緒に歩くともらえるアメの数が倍(距離が半分)ということもあり、散歩。今まで行ったことのなかった備前のほうまで歩いて行く。水戸の地酒、一品の工場を目指したがそちらは閉店。かえり道の途中、前に下見だけしたマンションの前を偶然通りかかる。名前はギャラクシー。歩き疲れて休みたくてもカフェはないが、巨大なスーパーに都合よくでくわしたので、酒を買い、店内で飲食。飲んでいたらまた同僚にあって、そのまま家で宅飲みへ。終電で帰宅。合計10キロ歩いた。