4月1日、木曜日。有馬温泉2日目。温泉街を代表する景色の太閤橋とねね橋あたりを歩いて回る。川の両岸は映画ハッピーアワーで見た景色よりも新しく整備されており、趣は減少していたがここが中心地であることは変わりない雰囲気。お店があるエリアは集中しているようで、さっき見かけた人とすれ違う。というのを何度も繰り返した。観光地のジェラートは侮れないおいしさ。北浜にある土山人という飲食店は有馬に2店舗もあった。昼過ぎから再び六甲ロープウェーに乗り、六甲ガーデンテラスで休憩。テラスからの眺めは最高でBGMはなぜかレアなソフトロック。地酒と地チーズを飲み食いしながらShazamをしたりして過ごしたあとバスに乗って六甲山天覧台で夜景を観る。なぜか男子学生の集団が多いのがほほえましい。

旅行初日、朝からJR天満宮駅から中央線に乗って神戸へ出発(この沿線は梅田を経由せずに行けるのがうれしい)。摩耶で下車して、Jupiterで買い物。知らない街のロータリーに座り、パチンコ屋に出入りする人を見ながらビールを飲む。麻辣ピーナッツがおいしい。バスに乗って坂を登り、桜のトンネル前で下車。ちょうど満開を向かえており、海と神戸の街もよく見える。車の運転手もみとれてスマホ片手に運転中。
摩耶ケーブル駅では突然おばさんが会員証を貸してくれたので割引になった。車内の乗車率は4割程度。このケーブルで山に登るのは濱口竜介監督「ハッピーアワー」の最初のシーン。トンネルを抜け駅を降りたあと、あの4人が雨のなか弁当を食べていた摩耶山の東屋で記念撮影。サンテレビの摩耶山送信所もあった。昔、競馬中継を見ていたときに、青柴フックの声でサンテレビの名前はよく耳にした。さらにバスに乗り、ゴンドラにゆられ有馬へ。もう位置感覚がわからなくなってくるが山の上の山の中。歩いていると聞こえてくるのは、竹林が風に揺られて軋む音。

純和風の温泉宿、嵐翠へは夕方頃到着。あまり下調べをしなかったので過ごし方を決めていなかったが、さっそく温泉に入って食事をしたらそれだけでもう満足という、問答無用の行動様式デザインがなされていた。これが温泉宿かと納得。外に出歩こうという気にもならなかった。また、兵庫県が行っているキャンペーンで、旅館やこの地域で使える4000円分のクーポンも貰えたので、追加注文への敷居も下がった。この日は、平日ということもあってか宿泊客はわれわれ一組!。予約なしで家族湯に入れたのは大きな特典。そしてあまりにも静か。

食事も当然のように純和食で淡い味付けで全体的に上品にまとめられている。それはご当地ものとして出てきた神戸牛が悪目立ちするくらいに。玉ねぎソースの甘みはやや強いが、これは有馬の養蜂所のはちみつかと思われる。いかなごも出てきたので、女将さんにいかなご話でもきかせてもらおうかと思ったが、あまり気を引けず。こごみなどの山菜は、この山で採れれたものではないそうで、意外な気がした。山があるだけでは幸はないのか。神戸の中でも有馬はまた海側とは違った独特のアイデンティティがあるに違いない。ひょうたんは皿や酒器でなんどか目にした。豊臣秀吉がらみのことは他にもいろいろあるのだろう。夜、布団に入りながらテレビを観た。スイスの特集をしており、ちょうど家でつくったじゃがいもにラクレットチーズを溶かしたものが紹介されていた。


火曜日。昼食のみ外出。友人から教えてもらった高中正義 bad chiken(1987年)を何度も聴く。この時代のセンスは、2021年のいま新鮮というだけでなく、当時の空気を知ってもいるので二重におもしろい。明日からは一泊二日の旅行。

月曜日。小学校卒業式で踊った曲、MC Hammer – 2 Legit 2 Quitの12インチを探してみたらすぐに見つかったので、メルカリで購入。今、聴いても盛り上がる自分史レアグルーヴ。MCハマーのアルバムもAppleMusicではじめて聴いた。princeやchi-litesを大胆にサンプリングした曲を知る。友人からは、M.C.コミヤによる「プリーズ・コミヤ・ドント・ハーテム」というパロディがあると教わる。吉幾三風味のラップ。プロデュースはヒカシュー。DA.YO.NE登場前夜のラップ歌謡。

日曜日。雨がずっと降り止まないので、衣替えを始める。ちょうどアイロンも届いたので、ひたすらかけまくる。やりだすと止まらない。夜、自分の小学校の卒業式のVHSを観た。われわれのクラスの出し物はダンス。BGMは MC Hammer – 2 Legit 2 Quit。

土曜日。朝から鉄人28号とぼっかけの街、新長田へ。神戸映画資料館で特別上映している黒沢清の映画を2本観る。「地獄の警備員」、「ドレミファ娘の血は騒ぐ」。上映後のトークと黒沢監督の深夜ドラマも。
受付のスタッフが濱口竜介監督「ハッピーアワー」の風間に似ていてジロジロ見てしまったが、挙動も風間で、確認したところやっぱり風間だった。風間はええやつやなあ(C)あかり。黒沢清監督はいろんな変な映画を作っていた。
元町まで移動して、久しぶりにハックルベリーへ。レジ横に「買取は中止しています」の張り紙あり。ということはもう店じまいモードなのか。壁にはキャプテン・ビーフハートが4枚あり、1枚抜いた。営業を再開したひょうたんで餃子を食べて、寄り道できない夜の街をあとにさっさと帰りの電車にのる。

職場がまた引っ越しをするため、荷造りをしに午前中だけ出社。昼は外食。帰りは餃子を買って帰る。

木曜日。UNIQLOの+jにとりつかれた私。店頭でもオンラインショップでも売り切れになっていたスーツがルクアにあるというので、自転車で大阪駅へ。売り場へ急ぐとありました最後の一着(Lサイズ)!。念の為、MとLで試着したが、好みの範疇。ただ袖丈で選ぶならやはりLか。最近、トップスはLを選ぶようになった。トレンドのうつりかわり。というのもあるが、体重も増えた。高校の頃に買ったPaul Smithのスーツはいまも着れるが、もう捨てようと思える。夜はeisakuのzoomストレッチ1時間。

水曜日。ウィスキーのポケットボトルをしのばせてグランフロントまで歩いて往復。マリナボーティエのテーブルを無印良品の割引で買った。夜も気持ちの良い天気。桜も咲いている。

火曜日。マンションの水道工事のため長時間の断水。あらかじめ満タンにしておいた灯油のタンクがトイレ用水に活躍した。昼はひさしぶりに外食。どんな状況でも人気の中華料理店「功徳居」で牛肉麺。スタンプがたまっていたのでただぐい。それから実家に眠っていた古紙幣を銀行で換金。手数料なしで現代化できた。王将では生餃子6人前をテイクアウト。1人前値引きクーポンも使用!。王将は毎月5回も1人前無料のチャンスを与えてくれる気前の良さ。王将は庶民の味方です。二人でちまちま買えばさらに安く買うこともできる…