朝からレコードを詰め込んだ旅行かばんを転がして京都へ。電車は空いていた。美容室ではカットしてもらいながら妊娠育児情報を仕入れる。参考になる部分や笑える思い出の話、人それぞれとしかいいようがないな話など。いまやっと経験者の妊娠出産話を興味深く聞くことができる。知見は蓄えつつ最終的には気にしすぎず朗らかに行こう。
お店を出て歩いてレコード屋(100000tとワークショップ)へ向かい売却と購入となんやかんや雑談。 それからギャラリー「やまほん」へ。たのしみにしていた中里隆の展示会は凝った湯呑がたくさんならび楽しくなるが、価格を考えると限度は2点。場内をぐるぐるまわりながら時間をかけて唐津三島湯呑と灰釉そぎめ湯呑を選んだ。そぎめの方は感染症時代以前にアメリカで焼いたものという。中里隆の器は高価ではあるがレコードの売却で得た利益を差し引きして2万円で買ったということにする。

市役所前から37番にのって古巣のデザイン事務所へ。近況報告と打ち合わせのあと、形見分けとしてレコードを1枚いただく。社長が亡くなったのは63歳というのは今にして思えば若い。またバスにのって堀川をくだり四条で下車。河原町通りまで東に歩きながらここ最近の街の変化を見つつPelgagへ。今月から酒を出せるようになったこともあり、上のフロアは賑わっていた。店主に「やれたかも委員会」を3冊献上する。新作のコリアンパスタ(いわゆるスパゲティではない)を食べてお土産をもたせてもらい退店。京阪にのって22時すぎ帰宅。