出社して会社の様子など直接見聞きしたりするといろいろ思うことは多い。すべてがその場の空気と勢いで決まる様子は不安のはじまり。物事を文章化して共有し、意見を積み重ねていく。そんな当然のことができないようでは永遠に価値観の共有というのは達成できないだろう。安易な方に流れることはできるがそのマイナスの蓄積は間違いなく自分の将来にのしかかってくる。じわじわと損なわれていく感じ。

自宅勤務で仕事に支障がなく進められる会社は価値観の共有や管理体制がしっかりしているのだろう。完全に分業された流れ作業。ただ、そういった働き方が嫌になった過去もある。よりより環境を求めるためには摩擦はさけられない。

濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー賞国際長編映画賞。普段はおちついた口調の監督が喜びを爆発させているその姿に、これはとんでもなくすごいことだと感動する。久しぶりの嬉しいニュース。