ワクチン接種の副作用は軽い筋肉痛程度であるが、妻は発熱して38度。台風の影響で午前中は暴風雨。ジュンパ・ラヒリ「低地」を読了する。

ワクチン接種のため、インテックス大阪へ。会場は混み合うことなく、接種から待機までスムーズに流れていて高いレベルで管理されていた。帰りにスーパーに寄って、それだけで一日が終わる。

昼からPCR検査へ。大阪府行政検査として無料で行われているとはしらなかった。会場は非公開となっているが調べればすぐに分かる。条件は下記の通り。

大阪市民で、12才以上65才未満の方
飲食店等(市外含む)の利用者及び従事者等で感染の不安がある方
ご自身で、検査会場に来ることができる方
ご自身で、だ液、鼻腔ぬぐい液の検体採取ができる方
(注)予約システムの対象とならない方は「大阪市新型コロナ受診相談センター」(06-6647-0641)にご相談ください。

https://kensa-osaka.jp/

水戸二日目。引き続き、混乱する社内でIT土方と発送作業。そして会食。
深夜ホテルにもどって検温すると37.8度を記録。妻も7度を超えて微熱。

出張のため、朝、5時起き。外はすでに明るいが、まだ暑くないのがいい。水戸へ向かう始発の新幹線の乗車率は5割程度。11時すぎに到着する。駅前にはオリンピックの五輪が水戸納豆像よりも目立っていた。リコール作業で混乱する社内では、IT土方として働いた後、出荷作業のラベル貼りなど。そして退勤後はやばめの会食。あらゆる意味でくたびれて水戸駅前のホテルにたどり着き、チェックインの手続きをしていたら、目の前のエレベーターが開き、担架に担がれた男がそばを通り過ぎていった。呼吸器がついていたような気がする。いわゆる中等症の症状。宿泊中に症状が悪化したのだろうか、それともここはコロナ患者受入ホテルなのか。就寝前の緩んだ気持ちがから、一気に覚醒してしまった。

突然出張を命じられ、明日は早起きして水戸へ。いつもなら東京で途中下車なのだが、今回は断念せざるを得ない。

ことしは儲かりすぎて確定申告どうしよう。という企画をあたためていたが、頓挫。人生厳しすぎません?! その他、社内でもよく喋った日。ごくろうさまでした。昼食はカオマンガイ。

日曜日。遅めに起床。昼食はきのうつくったカツオのタタキの残りとマグロ、そして美しいコハダの酢じめ。どれもおいしい。

夕方からは自転車にのって近所の友人宅へ。玄関前で酒を飲み、SNSではしにくい内容の話を1時間ほど。きのう寺尾紗穂も大好きだといっていた、だれもが大好きな桃を4玉いただく。こちらからは機能京都で買ったUKIのバンとバジルとナッツと韓国のり。彼女の娘はのりが気に入っているようで良かった。

DANKEでコーヒーを200g、ハンキーパンキーでレコードを3枚、レッドボーンレコードでCDを1枚買って帰る。夕食はカオマンガイ。味付けした米なので、炊きあがった直後は底が焦げているようだったが、時間をおくときれいに剥がれてほどよくおこげになった。全体的には上出来。

土曜。朝は市場へ買い出し。9時台でも人は多い。コハダを初めて買った。カツオやイカ、マグロ、定番の品を一通り買う。帰宅して下処理をし、昼からは京都へ。売りに出したAT LAST/SPECIAL EDITION BANDのレコードは思いがけずオリジナル盤だったので高く買ってもらえた。昔hot lineで買ったもの。あの店は移転ということになっているが、営業再開の目処はまだ立っていないという。ワークショップの店主とはオリンピックの開会式や小山田圭吾について少し話す。

川端丸太町まで歩いて誠光社に立ち寄り、「冬にわかれて」のライブ会場である京都教育文化センターへ。はじめての会場で間違えて裏口から入ってしまった。こんなところがあったとは。会場には100000tでバイトしていた男の子も来ていた。観客は人数制限をして130人ほど。

バンドの演奏は、音盤以上に実験的で攻めたもの。歌も演奏も等価にある密なアンサンブルでずっと集中して聴いていた。みな演奏が上手い。あだち麗三郎はドラム、サックス、ギターを演奏した。ドラムのスティクもそのつど持ち替えて彩る。伊賀航はブラジル音楽の造詣を感じさせるところがあった。3人のMCを聞いていると、やはり寺尾紗穂がリードしたり言葉足らずな部分をすくい上げたりとしっかり振る舞う。会話の間のとり方はバンドの音楽にも表れているとおり。ステージの明かりは抑え、複数の小さい照明をいかしていた。あまりわいわいやるムードではないので、この演出は光る。

会場を出ると、予想外の雨が降っていて皆立ち往生。傘を持っている人は少なかった。どうしようもないのでしばらく待って小雨になったのを見計らって早足で帰る。きょうのライブでもやった「もうすぐ雨は」を反芻しながら帰路へ。