年始初出社。4時間におよぶ立ちっぱなしの会議。椅子も内容もない。から騒ぎこそが目的なのだ。半額の牛肉と鰤のアラを焼いて食べる。友人からNotionというアプリを紹介してもらう。母親から送ってもらった納豆が届く。

連休最終日。朝はことしはじめての市場へ。あちこちで年始の挨拶が聞こえる。今年はどうや。なるようにしかならんわ。というような会話もあちこちで。魚や野菜はまだどの店も少なめ。鰤や豚肉など買い込む。昼は焼き肉。食後は歩いて梅田まで。あいかわらず人は多い。UNIQLOではまた新素材の洋服をずるずる購入。阪神百貨店でワインを買って谷町線で帰宅。妹の夫の実家で作られた米が大量とどく。夜は鰤しゃぶ。薄汚れてしまったsimplexのヤカンを一生懸命磨いた。磨けばまだまだ光る。

シネ・ヌーヴォで開催中の野村芳太郎監督特集へ。名前も知らなかった監督。生誕101年というので、ちょっと身構えていたが、いきなりすごくおもしろい!そんな2本にで会った。「モダン道中 その恋待ったなし」と「千万長者の恋人より 踊る摩天楼」。50年代の日本のキャバレーや、東北の景色、ウィスキーを好む若者がコミカルに描かれる。そして岡田茉莉子や有村稲子は飛び抜けて美しい。昼食はまだ年末休業中の店が多い商店街にある中華料理屋で。席につくととりあえず缶コーヒーをくれた。心斎橋まで歩いてUNIQLOで買い物。さいきんお店に入ると必ずなにか買ってしまう。新素材のパンツを2本とシャツを1枚。それからダンケでアイリッシュコーヒーを飲む。夕食は時短営業中のじねんで寿司を豪快に食べて帰宅。久しぶりに食べたこともあり旨さが染みる。

油汚れは重曹をかけて3時間ほど放置したあとブラシでこすりおとすとよいというので、試してみたくなりダクト掃除をがんばる。

年始初めての映画は「バルタザールどこへ行く」監督ロベールブレッソン。シネ・ヌーヴォにて。カレンダーももらった。メイ・サートン「今はかくあれども」読了。

元旦。年賀状以外の荷物の配達や集荷で家にいても忙しげ。初夢もみた。手ぶらで引越しを終えた翌朝、なにもない部屋の広い窓のカーテンを開けると海水浴場だったというもの。「私的読食録」角田光代/堀江敏幸を読み終えた。

雨のち曇り。夜は雪がちらつく。7インチレコードの収納によさそうな無印の道具箱を購入。年賀状を書き終えた。

大阪の南の古本屋へ行ってようと、「関西文系散歩」を片手に、帝塚山エリアへ。谷町線と阪堺電車にのって、まずは姫松で下車。路面電車が走る下町の風情があるところ。そして、ここが見覚えのある駅におもえたのは、加川良「アウト・オブ・マインド」のジャケットになっていたからだった。いきなり面白い寄り道。1店舗目はwelcome booksを目指して歩いたが、そのまえにたまたま目についたA(C)でカメラを入れるのにちょうどいいかばんを買う。店主とは高校の頃、真冬に着ていたアウターはなんですか?といいう話しでもりあがった。目当てのwelcome booksは臨時休業だったので、森森舎で食事。すごく人気のお店で、昼のピークはすぎているのにつぎからつぎから人が来る。2Fはホステルになっていて、陶芸のワークショップや貸しレンタルスペースもある。看板のデザインからして当初はコーヒー屋だったのが、徐々に拡大して今の姿になったのだろう。すごい。2店舗目は黒崎書店、そして細く入り組んだ路地を行った先にあるLVDB。最後の居留守文庫はすでに年末休暇であった。帝塚山エリアは面白い店が点在していて密かに面白い。帰路は酒を飲みながら歩いて歩いて、日本橋西安麺荘まで。辛い料理を食べまくる。結局帰りはすべて歩いて帰った。よく歩いた。

きのうの西安中華の辛さがまだ体の中で尾を引く。自宅でごろごろして、夕方からパリアッシュにいったが、店に入るなり、パンはもう全部うりきれです(クッキーしかないです)。と言われる。ディスクユニオンとまんぷくベーカリーに寄って帰宅。